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愛犬が突然びっこをひきだした際の原因まとめ

愛犬が突然びっこをひきだした!原因まとめ

犬がびっこを引く原因と対処方法

さっきまでなんでもなく歩いていたのに急にびっこを引く歩き方をし出した、お散歩に行こうというといつも元気に走って寄ってくるのに、今日はちょっと歩き方が変、どこか痛いのか足をかばうようなびっこをひいている……。

愛犬の足に何か違和感を感じたことはありませんか?ここでは、犬のびっこについてご説明します。

びっこを引くようになってしまったけど大丈夫?

愛犬が急にびっこをひきだしたらびっくりしますよね。

もしかしてどこかぶつけて怪我でもした? もしかして骨折? もしかして脱臼? もしかして病気? でも、びっこをひいていても全然痛がらない……。しばらくたてば大丈夫になるのかな……。いろいろ考えてしまいますよね。

犬のびっこにはいくつかの原因があります。

・びっこを引く原因は、骨折、脱臼、捻挫、打撲、関節炎、前立腺腫瘍、前十字靭帯断裂、膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニアなどが考えられます。そして、びっこの治療法は症状によって異なります

時には散歩の途中で突然すごく足を痛がり、地面に足を着けずビッコを引いていたのに、しばらく様子を見ていたら何事もなかったようにケロッとしている。

時々ビッコを引くけど、歩いたり走ったりすることに何の支障もない、足をよく見てみても特に腫れている様子も、ぶつけた様子もなくどの足も異常なしに見える事に、飼い主はもしかして仮病?と思ってしまうことがあるかもしれません。

この場合は、仮病ではなく、爪がどこかにぶつかったり、引っかかったりして反射的、一時的に痛みを生じたことから足をびっこ引いている可能性があります。

私たち人間がテーブルや椅子の角に足の小指をぶつけたらすごく痛いですよね。しばらく経つと痛みが消えておちついてくる。それと同じ現象だと思われます。この場合、犬にとっては仮病ではなく、本当に一時的にすごく痛かったからびっこをひいただけなんです。

・びっこがすぐ治るからと、かまって欲しいという欲求からくるいたずらやストレス、仮病だと思ってしまいがちですが、犬のびっこにはちゃんと意味があるんです

びっこをひくいろいろな原因

怪我や病気が原因のびっこの場合ですが、びっこを引いている足は前足ですか? 後ろ足ですか? 片足だけですか?

犬は猫と比べて骨が脆固く、ソファやテーブルなどちょっとした高い所からジャンプしただけでも骨折したり捻挫してしまう犬がいます。

骨折や捻挫が原因のびっこ

骨折や捻挫の場合は、負傷した骨の周りが腫れるという目視できる症状と、熱や痛みによるびっこ症状が現れます。

打撲した場合、痛い足をかばうようびっこをひきだしますので、できるだけ動かさないように安静にできる状況を作ります。大きめのタオルを引き、しばらくたっても痛がるようだったら骨折の可能性もありますので、病院へ連れていく事をおすすめします。

・骨折したと思われるびっこの場合は、骨折した足をかばうようにケンケンするようなびっこをひきます

この場合、病院へ連れていく事が必要なので、できる応急処置として、まず犬が痛みで必要以上に暴れたり、動き回らないようにするためと病院に連れていきやすいようにゲージに入れる事、必要以上に患部を舐めたり、動かしたりしないよう足をタオルで上下から挟むようにして固定することです。

ゲージに入れられない場合は、大きめのタオルを担架代わりにするなどの工夫も必要です。

折れた足で動き回ることは二次病状を招くこともありますので、できるだけ安静に、できるだけ動かさない状態ですぐに動物病院へ連れていかれることをお勧めします。

骨折に関しては、普段からの栄養バランス、適度な運動、犬用のカルシウムサプリメントの接種などで回避できる可能性もありますので、日常生活のちょっとした気配りが大切になってきます。

前足のびっこの場合の注意点

もし、前足をびっこを引き、時々震えたり、痛がっている場合は、指と指の間を見てみてください。

犬によってはびっこを引いていても痛がらない場合もありますが、もしかして皮膚の炎症が起きているかもしれません。

特に前足をびっこを引く原因として、足の指の間は蒸れやすく、アトピー性皮膚炎や元々皮膚が弱い子などは痒みとともに、皮膚にただれという炎症が起き、地面に足を着くのが痛くてびっこを引く場合があります。その場合は皮膚炎症の治療が必要になります。

その他考えられるびっこの可能性

高い所から飛び降りた様子もなく、皮膚にも炎症がない場合は、いくつかの病気の可能性も考えなければなりません。

膝蓋骨脱臼の場合

膝蓋骨脱臼の場合は膝のお皿の骨が本来の位置から外側もしくは内側にずれてしまっている症状で、治療法は手術や薬物投与です。

後ろ足に出るびっこ症状で痛みを伴います。

痛みを伴いますが、生活に何の支障もなく、寝起き直後に後ろ足を地面につけずびっこを引くけれどもあまり痛そうでもなく、しばらくすると普通に走ったり歩いたりできる場合には手術はしません。

あくまで強い痛みを感じている場合のみに手術治療は行われるとされています。痛みが強い場合には跛行するような足の動きがみられますので、その場合には獣医への相談が必要になります。

この症状は、先天性の場合が多く、打撲や高い所からの落下などによる外傷が原因になる場合もあります。小型犬に多い症例です。

前十字靭帯断裂の場合

前十字靭帯断裂の場合は、膝関節の中にある靭帯が不意の力がかかることによって断裂し起こるびっこです。症状は捻挫に似ていて後ろ足にびっこの症状が出ます。

治療方法は、手術や安静、抗炎症薬投与です。

後ろ足にびっこ症状が出ますが、急性発症の場合は、後足をあげたまま歩いたり、慢性の場合は足を引きずる跛行や、歩くことだけでなく座ることもつらい痛そうな症状が現れます。

小型犬の場合は体重が軽いため、状況に応じて自然治癒の場合でも症状緩和の兆候が見られますが、大型犬の場合は、変形性骨関節症をひきおこしてしまう場合があります。

この症状は激しい運動や事故、老化による靭帯の脆弱化、肥満による膝関節への負担によって起こりうる症状で、老犬や大型犬に多い症例です。

椎間板ヘルニアの場合

椎間板ヘルニアの場合は、激しい運動や肥満などによってあらゆる姿勢や動きを支える椎間板に大きな負担がかかったときに椎間板が破傷しておこるびっこです。

この場合は痛みや神経麻痺による運動失調からくる足のびっこや引きずりの症状がみられ、重症の場合は、四肢麻痺による半身不随や排泄排便の困難症状も引き起します。

ダックス系の犬種や軟骨異栄養症の犬種に多く見られる症例です。治療は手術になりますが、術後のリハビリも必要になります。

股関節を痛めている場合

股関節を痛めている場合は、びっこを引く症状のほかに、痛めている足をかばって歩くので、痛めている足の方向へ寄ったような歩き方をします。治療法は体重のコントロールによる体重増加を防ぎ、重度の場合は手術を行いますが、基本的には薬物治療がメインです。

内臓疾患から起こるびっこ

また、骨や軟骨、椎間板などのほかに内臓疾患から起こるびっこもあります。

犬が足を寝起きの時にびっこを引いてる、いつも通り食欲もある、でも時々足が震えていたり、痙攣したりする、時々嘔吐する、時々下痢の症状が続く場合、腎臓病かもしれません。

腎臓に異常がある場合、後ろ足をびっこを引くことが多く、足自体に痛みを伴わないのか痛がらないので、ちょっとした打ち身と思って放置しがちですが、この場合、多飲多尿の症状が合わられるので、尿検査をすることをお勧めします。

・腎臓は沈黙の臓器なので、発見しにくい事が多く、病状が悪化してしまうことが多いので、後ろ足をびっこを引く原因の一つとして内臓疾患もある事を覚えておくといいでしょう

犬は前足にびっこを引く症状よりも、後ろ足をびっこをひく症状が出やすく、歩き方は変でも痛がらないことも多いので、ちょっとどこかにぶつけただけ、そのうち治るだろうと思いがちですが、思わぬ病状の現れの時もあります。

びっこがなかなか治らない時や、気になる歩き方をしている時は獣医に相談することをお勧めします。

びっこは先天性の骨格のつくりからくることも多いので、過度な運動を控え、栄養バランス、特にカルシウムを摂取させることで、症状を緩和させることができます。

犬にとって足は大事な生命線です。愛犬の微妙な変化を見逃さないでくださいね!!

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この記事を書いた人

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