INUJIN -犬の幸せと健康を願った犬のためのウェブマガジン。

犬の幸せと健康を願う、犬のためのウェブマガジン。

INUJINとは?

散歩時に愛犬がはぁはぁと落ち着きがない場合

dog_protruding_tongue_grass_109035_602x339

愛犬がずっと息を切らせてる?

犬を飼っている人も、そうでない人も、犬が舌を出してハァハァする事をご存じだと思います。これには理由がありまして、単に疲れている、暑いだけではなく、体温調整の役割もこなしているのです。

人間と違って汗をかく事が出来ない犬は、代わりに大きく口を開け、よだれと舌を出してハァハァする事により、身体の熱を下げています。

この速い息づかいはパンティングというもので、犬の生命維持には必要不可欠なものの一つでなのです。けれど、落ち着きのない行動の場合はどう判断すべきでしょう。今日も一緒に考えていきましょう。

なぜ落ち着かなくなるの? 正常と異常を知ろう!

単にハァハァしているだけで、季節は夏だったり、散歩中で体温が上昇していたり……といった状況の場合には、ほとんど心配はいらないと思います。

・大事なのは興奮状態にないか、あればその理由は何なのか

興奮状態に陥った時は、どうしても息が荒くなります。

痛い思いをした、ケンカをした、嬉しすぎた、びっくりした、等、理由は様々です。

反動的にハァハァするものは、はっきりと原因が分かりますから、おさまれば何も問題ありません。

ですが、注意する点として、あまりに興奮し、目が血走っているような時はすぐに手を出さず、様子を見る事も必要です。

興奮のあまり噛みついてしまったりといった事故を、未然に防ぐ為です。

間違ってしまったとはいえ、噛んでしまう事により人も傷つきますし、犬自身も大きなショックを受けますので注意しましょう。

犬自身が緊張、不安を感じている

私たち人間も、大きな精神的負荷がかかった時に、過呼吸を起こしてしまう事は実際にあります。

・実は犬も、極度の緊張、不安、恐怖、そういったストレッサーによって、このハァハァとした呼吸が現れる事があります

病院が苦手な犬、雷が怖い犬、知らないところに急に預けられたりと、犬の不安は私たちの想像以上に大きかったりします。

一番良いのは、そういったストレスの原因の除く事ですが、どうしても無理な場合は、声掛けをする、そばにいてあげる等、犬が少しでも安心できる心がけをしましょう。

上のふたつの共通点は、その時だけの出来事で頻繁ではなくおさまるもの、そして理由が明確であるもの、繰り返す事のないもの、という3点が分かります。ですが、

・「なんでハァハァしているのだろう」
・「なぜこんなにもハァハァが止まらないのだろう」
・「気付けばハァハァしている」

等、正常ではない、異変を感じる際には要注意です。次からもっと深く考えていきましょう。

ハァハァする事に潜む病気の可能性

これまでは、特に問題がないであろうハァハァする理由を考えてきました。

では、どんな病気が原因で犬はハァハァするのか、まとめてみます。

呼吸が荒くなる症状が現れる病気に注意

一般的に、心臓の病気や感染症、熱中症、腹膜炎等があげられます。 呼吸に関しての症状は多岐に渡るため、ここでは「呼吸が速く荒くなる異常」=「ハァハァする症状」の代表的な病気のみご紹介します。

心臓の病気からくる症状

先天性のものから心筋症、弁の閉鎖不全、欠損症、狭窄症等、心臓の病気はさまざまです。

心臓系の病気は、呼吸の異常に加え、咳が見られる事が多く、疲れやすいのも特徴的な症状です。

フィラリアも、心臓や動脈内に寄生しますから、症状としては似ています。異常な呼吸・咳をする・疲れやすい、この3つの症状が現れた時は、一度受診してみましょう。

感染症からくる症状

また、呼吸が荒くなる症状を持つのは、心臓だけではありません。

先に述べたフィラリア症もそうですし、トキソプラズマ症、クリプトコッカス症等もそのような症状が現れます。

・フィラリアは、予防をきちんとしていなければ、簡単に罹ってしまう病気です

異常な呼吸だけでなく、腹部の膨満や、寄生部位が心臓である事から、疲れやすく不活発、咳をする等、心臓特有の症状も呈します。

トキソプラズマやクリプトコッカスは、猫の感染症で有名ですが、犬も例外ではありません。むしろ、人間にも感染する可能性のある人畜共通感染症ですし、注意が必要です。

トキソプラズマはハァハァといった呼吸の異常性の他、下痢や発熱の症状があり、クリプトコッカスでは鼻水を垂らしたり、くしゃみをしたり、皮膚にしこりが出来たりします。

どの病気も、早期発見と適切な治療をする事で、重篤化せず命に関わるリスクを減らせますので、小さい事も見逃さずに常日頃からの観察を行って下さい。

熱中症からくる症状

夏になり気温が高くなると、犬のハァハァした呼吸はどうしても多くなります。

そんな中、犬の車内放置、炎天下での散歩等が原因で熱中症を引き起こす事があります。

もちろん息は荒く、ハァハァしていますし、嘔吐したり、足下が不安定であったりと、症状が出ると一気に進行していきます。

そうなると命に関わります、応急処置として身体の熱を下げるために水で冷やしたり、濡れタオルを巻いたりと、とにかくクールダウンする事で最悪の事態を防ぎましょう。

・この際、意識がなくなっているのに、焦って氷水にドボン! は、絶対にやめて下さい

熱中症は、飼い主側の対策で防げる場面も多い為、夏に限らず、暑さが気になってきたら注意したい病気の一つですね。

犬全般の知識と愛犬の持つ性質をよく理解しよう

ハァハァする理由は、犬ならでは。もっと知識を深めると、知っているつもりでも、さらにいろいろな原因や理由を理解する事ができます。

異常に気がつく為には、まずは正常をきちんと理解し、常に学んでいきましょう。努力した分、愛犬が苦しんでいる時に自分の知識が役に立つはずです。

心臓の病気は、先天的に罹りやすい犬種も分かってきていますから、今は健康だとしても、定期的に獣医師にチェックしてもらう等、健康維持の為に、しっかりメンテナンスする事をおススメします。

・愛犬の行動パターンや苦手なもの、ストレスを感じるものを把握する事も大切です

一緒に暮らしていれば自然と知る機会がありますので、へー、と思って終わりではなく、メモをしておく等残しておけば、後で役に立つかもしれません。

たったひとつの大切な命です。私たち飼い主が責任を持った暮らしが求められますね。

「犬人」の最新情報をチェックしよう

犬の幸せと健康を願う、犬のためのウェブマガジン「犬人」の公式ソーシャルアカウントです。Facebook または Twitter で最新情報をチェックしてもっと犬と繋がりましょう!

この記事を書いた人

inujin編集部

inujin編集部

犬の為のメディア、INUJINの中の人です。読者の皆様が愛犬と幸せな生活を送れるライフスタイルメディアを目指しています。

ページトップへ
Crest Working Holdings - 今、目の前に軽く100万人を感動させるプロがいる