犬が吠えるタイプ別のしつけ方法まとめ
犬が吠える理由としつけ方法をチェックしよう!
人間の赤ちゃんが泣くのは赤ちゃんの生理現象、お仕事です。犬が鳴くのも生理現象、自然な流れです。
なのに、犬が鳴くこと、吠えることは迷惑、いけない事とされるのはなぜでしょう。
私たち人間が取りまく環境が日々変化し、犬に優しくない世の中になったからかもしれません。
でも、ちょっと考えてみてください。何かあるから、犬は鳴き、何か伝えたいことがあるから犬は吠えるんです。なんで鳴いているのか、どうして吠えているのか理由を考えてみませんか?
①どうして吠えるの?何に吠えているの?
犬は五感が優れている動物です。
たとえ室内にいても、遠くに聞こえる車やバイク、自転車や通りすがりの人の往来、ほかの犬の散歩まで、敏感に感じ取ることができます。
音や気配を感じ、威嚇、攻撃、親近感から鳴いたり吠えたりします。
犬は人間と同じように感情や置かれている心情によって鳴いたり吠えたりする生き物です。
例えば、不意な来客。予期せぬチャイムが鳴ると、けたたましく吠えたりしていませんか?散歩の途中で他の犬と出くわして、ほかの犬を噛むそぶりをしながら吠えたりしていませんか?
すれ違う人や車に向かっていきながら吠えたり、何気ない物音に対して吠えたり…。
犬は何かあるから鳴くんです。そして、何か感じるから吠えるんです。一見無駄吠えに聞こえる行動にもちゃんと意味があるんです。
②自然現象とわかっていても吠えさせるのを控えさせたい場合にはどうしたらいいの?
ペット入居可能のマンションやご近所迷惑を考えて、やっぱり吠える行為を控えさせたいと思う飼い主は多いですよね。
吠える行為を控えさせるには、子犬のころからのしつけがキーポイントになります。
成犬になると、なかなか修復しにくい事が多いので、子犬のうちからしつけることが大切です。
依存型は、かまって欲しい、遊んでほしい、ごはんやおやつが欲しいといった感情が、威嚇・攻撃・防御型は、ほかの犬やもの、人に近寄ってほしくない、関わりたくない、怖いといった感情が、感情型は、飼い主が外出から帰ってきたときの喜び、ほかの犬と仲良くなりたい、優しくしてほしいといった感情があると考えられます。
③吠える犬のしつけの方法として
依存型で吠えるの場合
依存型の場合は、時には完全無視をすることがおすすめです。
今は遊ぶ時間ではない、ご飯の時間でもない、おやつはもうあげないと態度で示すことが必要です。声に出して注意したり、話しかけたりすると、吠えればかまってもらえる、吠えれば聞き入れてもらえるとかえって甘えてしまいます。
ここは、気持ちを強く持って、視線も合わせず、存在無視、とにかく反応してはいけません。
寝る時間でゲージに入れた後、遊び足りず吠える子もいます。そういう時こそ相手にしないことが重要です。繰り返ししつけることで、犬は学習していきます。
威嚇・攻撃・防御型で吠えるの場合
威嚇・攻撃・防御型の場合は、関心をそらすようにします。
チャイムや電話の音、車やバイクの音に反応して吠える場合には、おもちゃやえさ、霧吹きを使ってしつけます。
吠えたらおもちゃを与え関心をそらしておもちゃで遊ばせる、吠えたとき霧吹きを使って水を吹きかけて驚かせる、吠えなかったときや、音がした後、「おいで」と呼んだ時に素直にそばに寄ってきたとき、えさを与えて褒めてしつけるようにします。
また、口かせのようなグッズを使って犬を強制的に黙らせる手法を取る飼い主もいます。
これは一時的に吠えられなくするだけで、犬は学習していませんので、しつけにはなっていません。
最近は、近所迷惑などを考えて、声帯手術を考える飼い主の方が多いと聞きます。鳴くこと吠えることは犬にとって仕事であり、自然の摂理です。人間の世界や生活条件に無理やり犬の生態を合わせる手法はおすすめしません。飼い犬は、ペット以上の存在、家族です。声帯手術を考える前に、もう一度、しつけについて考えてみませんか?
愛犬はダメ犬ではありません。ちゃんとしつけを覚えれば吠えることをやめるはずです。
おもちゃやえさ、霧吹きなどの道具を使って、良い行動、悪い行動を教えてあげて下さい。それでもなかなか吠えるのをやめない子には、しつけ教室を訪ねてみることもおすすめです。飼い主だと態度に出ていないつもりでも、ついつい注意しきれない優しい気持ちが愛犬に伝わり、怒られない注意されないと愛犬は飼い主をなめてかかることもあります。
しつけ教室では、道具やドックランを活用して犬のペースに合わせてしつけをしてくれますので、甘えることなく学習することができます。犬はトレーニングを重ねることで、吠えることをやめていくはずです。
感情型で吠えるの場合
感情型は飼い主への執着、依存心が強すぎるので、薄らがせる必要があります。
飼い主以外の人との交流時間を多く持つようにしたり、一人で遊ぶことを覚えさせたりと、飼い主にべったりする時間を少しずつ減らしていきます。
執着、依存心が強いと、留守番をするだけで、孤独感、恐怖心からくるストレスで、犬は飼い主の姿を見つけるまで吠えっぱなしの場合もあります。洋服を着替えたら出かける、車の鍵や家の鍵を持ったら出かけるなど、犬から見てわかりやすい習慣を、外出しない時にもあえて行うことで、外出されてしまう、置いて行かれるという意識を薄らがせることが大切です。
飼い主が家にいるつもりで一人遊びができるようになり、飼い主がそばにいるつもりで昼寝ができるようになります。
多頭飼いをされているおうちもあると思います。その場合はその犬にあったしつけが必要です。
まず、犬の個性を見ます。依存型なのか、威嚇・攻撃・防御型なのか、感情型なのか、それともリーダー格の犬の真似ができる子なのかを判断して、その子にあったしつけをしていく事が大切です。
犬はちゃんと何かを感じ、何かを伝えようと吠えています。
吠える原因がわかれば、対処方法が見つかります。本来は自然体でいさせてあげたいところですが、現代の生活環境に合わせて貰わなければならない現実があります。
犬は学習能力が高い生き物です。しつけることで、私たち人間の生活に合わせてくれるようになりますので、根気強く、教えてあげるようにしましょう。











