ダックス系MIXと幸せに暮らす！気にかけてあげたい健康のこと

ダックス系MIXと言えば、チワワとダックスから誕生する「チワックス」が有名でしょう。
他にもプードルやヨークシャーテリア、マルチーズなど人気犬種同士を親にもつMIXが数多く誕生しています。
MIX犬にはそれぞれに個性があり、我が子ならではの魅力があります。

ただダックス系MIXの場合、親であるダックスの特徴を十分に理解し健康管理に取り組むことを心掛けてあげましょう。

ダックスならではの体形が遺伝する場合が多い

ダックスを親に持つMIX犬は、ダックスの重量感のある胴体、体形を受け継ぐことが多々あります。
この体形はダックスならではの太く、短い足があるからこそ、バランスが取れる特殊な体形です。
そのためチワワやプードルならではの細く長い足を受けついでいる場合やマルチーズやヨークシャーテリアのような細く華奢な足を受けついでいる場合、日々の生活で足腰に負担がかかることがあります。
重量感のある胴体に細い足は愛犬のチャームポイントでもありますが、日ごろから

これらの点を心掛け、注意してあげましょう。
特に6歳を超えシニアと呼ばれる年齢になってからは、足腰、関節への負担は想像以上のストレスになります。くれぐれも注意してあげましょう。

運動量は想像以上に多い

ダックスは元来の猟犬種です。広い野山を一日中駆け回ってもまるで気にもとめないほどの持久力があります。
ダックスの持久力は小型犬の中でもトップクラスです。その上野山で狩猟をする際に遠くまで届く特徴的な声質ももっています。
ダックスはいつまでも鳴き続け、飼い主を獲物のそばまで誘導する習性ももっています。
ダックスを親にもつMIX犬にはこのような特徴も受け継がれていることをしっかりと理解しておきましょう。
日々の運動は、家族の歩調に合わせてゆっくりと歩くだけでは不十分です。これでは軽い気分転換程度の効果しかありません。
ダックスにはドッグラン遊びや他犬とのじゃれ合い遊びがかかせません。
休日には積極的に他犬と触れ合うことの出来る場所へ足を運んであげましょう。

ただ中には、他犬が苦手というタイプもいるでしょう。
この場合、ドッグランを楽しむことも難しものです。そのような場合はあえていつもと違う散歩道へ足を運んだり、遠回りをしたりと工夫を重ね、愛犬の好奇心を刺激する方法を考えてあげましょう。
ダックスはとても甘えん坊な性格です。ストレスをためることで問題行動につながることが多いので、日々ストレスをためないよう、家族と一緒に楽しめる方法を考えてあげましょう。

環境、生活、食事と総合的な観点で健康管理に取り組みましょう

MIX犬は両親それぞれから受け継いだ様々な特徴が見え隠れします。
ダックス系MIXの場合、もう片方の親犬の犬種にかかわらずダックスの特徴が強く出る事が多くみられます。
日々の生活は環境、しつけ、食生活を総合的にとらえ、健康管理に取り組んであげましょう。
特にダックスは食欲が旺盛で、食べることが何よりの楽しみな犬種です。肥満になりやすいという特徴もあるので、くれぐれも体重管理は念入りにしてあげましょう。
生後一年を過ぎると、愛犬の身体的な成長もほぼ止まります。この時点で目安となる適正体重を動物病院で確認しましょう。
ダックスの場合は4～8㎏ほどが一般的ですが、MIXの場合より小さくなることが多々あります。
定期的な体重測定と適度な運動でいつまでも元気一杯暮らせるよう心掛けてあげましょう。

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