愛犬の皮膚トラブルを温泉浴で解決

フケや痒み、加齢による肌の劣化など愛犬のお肌に関するお悩みを抱えていませんか？
犬の皮膚は実は人間の赤ちゃんよりも薄く、デリケートです。
あまりに皮膚が薄いので、保護するために全身のしっかりとした被毛が生えていると言われています。

でも皮膚トラブルを抱えると、時にはこの被毛が抜けてしまい、保護機能を失った皮膚はより大きなダメージを受けてしまいます。
実は愛犬のこのようなお悩みには人間同様に温泉成分が注目されているので、ご紹介させていただきます。

温泉成分の有効性に注目するメーカーが増加

食物性アレルギー、乾燥、加齢と何等かの皮膚トラブルを抱える犬が増えています。
大抵の場合、食事療法や薬剤による治療を行いますが、症状が体の中から改善され、皮膚にまで目に見える効果が見えるまでには数か月、数年とかかることも珍しくありません。

ただこの間も皮膚は外的なダメージを受けているので、症状によっては外的な理由から完治が遠のいてしまうこともあります。
実は、ペット用品を手掛けるメーカー各社はこのような増加する皮膚トラブルの改善に温泉成分に注目をしています。
人間でも温泉に浸かると、湯上りに皮膚がしっとりとしたと感じることがあるように、犬にも成分を調整することで同じ効果が見込めるという考えからです。

もちろん薬剤ではないので、変化を実感するまでには何度も繰り返しの利用が必要になりますが、安全な天然成分から作られた製品は安心して使い続けることが出来ると好評です。
〇「あにまーゆ」
この製品はトリミングショップや動物病院でも広く愛用されています。
九州　別府温泉の成分をペット用に調合した入浴剤です。
使い方は人間の入浴剤と同様で、溜めた湯に適量を溶かし、愛犬を浸からせ、全身にかけ湯をするだけです。
有効成分が皮膚から浸透するように、かけ湯のあとに洗い流す必要はありません。

若干、温泉特有の臭いが残るという声もありますが、半日程度で残り香も消えるのでご安心を。
〇「アヴァンス化粧水」
温泉成分を配合したペット用化粧水です。化粧水と聞くと、なんだか過保護すぎるという印象を受けてしまいがちですが、この製品は乾燥や痒み、加齢に悩む皮膚に水分と有効成分を手軽に補うことの出来るスプレー型です。
ブラッシングスプレーとしても活用出来、おすすめです。

利用はぬるま湯で短時間が基本

湯船にお湯をためる、洗面器やベビーバスを活用するなどの方法で愛犬の温泉浴を満喫してもらう時は

を心掛けておきましょう。
実は犬の汗腺は足裏にのみあります。ため湯につかることで、この汗腺のすべてが一斉にふさがれてしまうので、長時間、熱い湯につかってしまうと、急激に心拍、血圧が上昇する危険があります。
温泉浴は短時間のかけ湯でも十分な効果があるとされているので、愛犬の年齢や体調を考慮し安全に行ってあげましょう。

かならず犬用製品を利用しましょう

愛犬のお手入れやシャンプーを自宅で済ませているという方が増えています。
温泉浴と聞くと人間用にも効果効能や香りに工夫を凝らした製品が多数あります。
中には自宅の浴槽で温泉の湯を楽しめるという特典付きの住宅もあるほどです。

でも愛犬の入浴にはたとえ人間に効果効能が高いとされる製品であっても使用しないよう心掛けておきましょう。
犬の皮膚は人間の赤ちゃんよりも薄いので、製品によっては

という事がありえます。
犬には犬用に成分を調整された安心な製品を用いてあげましょう。

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