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子犬が食糞してしまう原因とすぐできる対策まとめ

子犬が食糞!原因とすぐ出来る対策まとめ

子犬は何にでも興味を示し、一人遊びが上手です。

そして時には驚くべき行動をとります。それが食糞です。食糞というのは文字通り、ウンチを食べてしまうこと。

私たちから見ると汚い行動、驚きの行動でも、子犬にとってはちゃんと意味や原因がある行動なんです。ここでは、食糞についてご説明します。

なぜ食糞するの? 食糞する原因や理由

子犬が食糞する原因、理由はいくつかあります。

・エサが適量でなくおなかがすいていたり、今与えているエサが口に合わない場合
・ビタミンやミネラルの不足や消化酵素不足による行為
・消化器官などの体調不良や寄生虫がおなかにいる場合
・かまって欲しいという飼い主への甘えや、もっと遊びたいという遊びの延長
・ストレスやノイローゼ、痴呆などの不安定な精神状態からくるもの
・親犬の真似や興味本位からくる自然な行為

などがあげられます。親犬は外敵に子犬の存在を知らせないために本能的に排泄物をきれいに食べて処理したり、子犬の周りを衛生的に保つために排泄物を食べるとされています。

子犬は親犬の行動を真似して食糞したり、子犬特有の「この匂いのするものは何だろう」という好奇心や興味本位から食糞するとされています。

そのほか、ほかの子犬の糞を食べることで、仲間の病気の証拠隠滅をはかることもあるとされています。

私たちから見ると、「なぜそんな汚いものを食べるの?」と疑問に思う行動でも、子犬にとっては持って生まれた本能的な自然な行動なんです。

食糞しても大丈夫?

栄養にもなりませんし、細菌やウイルスが混ざっている場合も考えられますので、食糞はやめさせたほうが賢明です

糞が歯に付着すれば、口臭の原因にもなりますし、口の中に炎症があれば、口内炎の原因にもなりますので、食糞させないように注意しましょう。

基本的には自然に食糞しなくなるとされていますが、中には、成犬になっても食糞する癖が抜けない場合もありますので、子犬のうちに食糞の癖を直したほうがいいとされています。

だいたい8か月くらいには、1日の排泄の回数も1~2回と減ってきますので、食糞しないようにトレーニングしましよう。

愛犬が食糞するときのしつけ方

正直しつけることは難しいです。

一番の効果的な対策は、糞をしたらすぐ片付けてしまうこと、食べる隙を与えない事です。

片付けるときは、叱らず黙って片付けるようにしてください。叱ったり大声を上げることで、子犬は食糞するとかまってもらえる、飼い主が喜んでいると勘違いしてしまいがちです。

食糞も遊びに変えて楽しんでしまう子犬に対しては、しつけるというより、食糞しないように飼い主が注意をすることが大切です。

食糞を防止する方法

食糞を防止する方法

愛犬の食糞をしつけで止めさせることが一番いいのですが、子犬だとなかなか難しいときもあると思います。しつけをしてもどうしても食糞をやめてくれない時にできる防止方法をご紹介します。

糞の匂いを変える

食糞を防止する方法、やめさせる方法として効果的なのは、糞が臭わないドックフードに変える事、糞自体の匂いや味を悪くさせ、口に入れることをためらわせるために今のドックフードにキャベツやパイナップルを加えて与える事、糞に唐辛子成分が入った辛みのあるスプレーや苦みのあるシロップをかける事などがあります。

元々、犬は雑食性が強い動物なので、糞からいつも食べているおいしいドックフードの匂いがしてしまうと自然な行為として食糞してしまいます。

また、食糞することで構ってもらえる、遊んでもらえると勘違いしがちな子犬には、糞がおいしくない、まずい、食べてはいけないと認識させる必要があります。

そこで、糞自体に加工を加えることが効果的であるとされています。

犬用のサプリメント

ビタミンやミネラルの不足からくる食糞、お散歩の途中で草を食べる行動をする子犬には、ビタミンやミネラル、良質なたんぱく質を含んだサプリメントをドックフードに加えて与えることが効果的です。

草を食べるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ビタミンやミネラル不足の時、胃腸の調子が悪い時に犬は草を食べることがあります。

胃酸過多などで吐き気をもよおしたり、嘔吐したり、消化不良などで下痢をしたりするときに食糞したり、草を食べたりして私たちに体調不調を表現します。

特に下痢をしている時は要注意です。

ストレス性のものであれば時期におさまりますが、感染症や寄生虫の場合も考えられますので、早めに獣医に相談することをお勧めします。

食糞する行為から嘔吐する、下痢をするということはありません。何らかの体調不良から嘔吐したり、下痢をしたりしますので、早めに獣医に相談することが大切です。

おもちゃを与える、褒める

学校や仕事、買い物などで子犬だけでお留守番をさせるっていうシチュエーションや、夜寝るときゲージの中で休ませるというシチュエーションの時、食糞した形跡を見つけたことはありませんか?

寂しさからくるストレスや、身の回りをきれいにしたいという清潔感からくる自然な行動の食糞を防止する対策として、お留守番の時は、寂しくないように色んな種類のおもちゃを与えて、気を紛らわせたり、お留守番中に糞はしていたけど食糞していなかった時は、大げさに褒めてあげることで、糞を食べていないと褒められると学習させます。

褒めるときは撫でるだけでなく、声に出して褒めてあげて下さい。声に出して褒められることで子犬はさらに楽しく学習することができます。

夜、ゲージの中で食糞してしまう子犬に対しては、散歩の時間やご飯の時間を調節したり、朝起きたときに食糞をしていないとわかったら、お留守番の時と同じように過剰なほど褒めてあげましょう。

最後に

「食糞?そんなこともあったなあ」と笑って思い出せる日がきっときます。時が解決してくれる食糞癖が1日も早く改善できるように、成犬になってからも食糞することのないように、褒め殺しのしつけを頑張っていきましょう!!

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この記事を書いた人

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