ポメラニアンのお手入れは簡単?念入りなブラッシングを習慣に
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カットは不要でもお手入れは習慣に!
ふわふわと転がるように走りまわる元気いっぱいな姿は、犬種界一位といってもいいほどのかわいらしさです。ポメラニアンに人気が集まる理由の1つにカットが必要ない、トリミングの手間や負担がかからないというポイントがあります。でも必ずしも何も手がかからないわけではありません。ポメラニアンにはその毛量に見合った念入りなお手入れを習慣化してあげましょう。
想像以上の毛量の多さにびっくり!
ポメラニアンのあのボリューム感たっぷりな外見は、2層構造に生えている被毛のおかげです。2層の被毛は長くサラサラとした表面の毛質と短いフェルト状とで出来ています。このフェルト状の被毛が表面の被毛を支えることで、独特なフォルムが仕上がります。
ただこの被毛は想像以上に毛量が多いので、念入りなブラッシングが欠かせません。
ブラッシングを怠ってしまうと、気が付けば毛玉やもつれで大変なことになってしまうからです。
カットが必要ないものの、ブラッシングは必要という点を正しく理解してあげましょう。
ブラッシングは被毛の根元から念入りに
ポメラニアンの被毛はあまりに密度が高く、ブラシを通すにもなかなか被毛の根元にまでブラシの先端が届きません。
そこで、家庭でブラッシングをするときは、市販のブラッシングスプレーを活用しましょう。ブラッシングスプレーは人間の寝ぐせ直し用スプレーとよく似ています。吹きかけることで、被毛が適度な湿り気をおびるので、櫛通りがスムーズになります。毛玉や絡まり、もつれもほどけやすくなるので、愛犬に嫌な思いもさせずに済みます。
その上、自然乾燥でOKなうえに、静電気防止や体臭対策も出来るので、ぜひ活用してゆきましょう。
ブラッシングスプレーは製品によって無臭なもと、ハーブの香りがするものなどいくつかの種類があります。お気に入りを見つけておくと重宝します。
定期的にプロにお任せを
犬のブラッシングはブラシの届きやすい背中部分だけでなく、内股やお腹、太ももなども念入りに済ませなければなりません。
でも愛犬にとってはさほど快適なものではない上に、ブラシも届きにくく、これらの部分は気が付けば毛玉が出来ていることもあるでしょう。
ポメラニアンにはカットが必要ないので、自宅でシャンプーを済ませているというご家庭も多いものの、出来れば定期的にプロにお任せする、トリミングショップを利用することも考えてあげましょう。
自宅でのシャンプーは生乾きになりやすく、ブラシが届きにくい部分はますますダメージにつながります。
プロにお任せすることで、全身にくまなくブラシが行き届き、抜け落ちずに残ってしまったいた抜け毛を取り去ることで、皮膚、被毛の状態も改善されます。
ぜひ数か月の一度でもトリミングショップを利用してゆきましょう。
暑さ対策のサマーカットは覚悟が必要
ポメラニアンはあまりに毛量が多く、まるで厚手のコートを身に着けて生活しているようです。当然、夏の暑さに弱く、夏ばてを起こしてしまうことも珍しくありません。
ただ暑さ対策にサマーカットをと考えている場合は、慎重に決断を下しましょう。ポメラニアンの被毛は一旦切ってしまうと、再度生え揃わないことがあります。せっかくのふわふわとした外見がまるで変わってしまうこともあるという可能性を意識したうえで、カットをするかどうか考えてみましょう。
散歩に出かける時間を見直す、室温を調整するという方法で解決出来る場合は、そのような方法をおすすめします。
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