便利なネット通販で愛犬用品を購入する時に気をつけること
今やネット通販は日常に欠かせない方法です。特にドッグフードやトイレシーツのように、毎月同じ製品を同じ量使用する場合は定期便契約でお得に買えることもあります。
ただネット通販を検索していると、日本では見かけない目新しい製品、日本に比べ安価な製品、薬剤など、つい気になる商品を見つけることもあるでしょう。
しかし、ネット通販でドッグフードやドッグ用品を購入するにあたって、事前にリスクがあることも知っておきましょう。
目次
愛犬用品の購入に便利なネット通販
最近はメーカーが直売サイトを運営する傾向が強まっています。その理由は、販売ルートを簡略化し、中間マージンを省くことで高品質、低価格を実現できるからです。
ネット通販が盛んになったことで、これまで日本のペットショップの店頭に並ぶことの無かった製品も簡単に購入できるようになりました。
・ドッグフード
・おもちゃ
・ハロウインなどのコスプレ用品
・レジャー用品
トイレシーツもネット通販を利用すると大容量パッケージで購入することが出来、節約効果を期待できます。中には日本であれば動物病院で処方されるべく医薬品もネットで購入することが出来ます。
また、プロのトリマーが使用する製品もネットで簡単に安価に入手することが出来るようになり、家庭でトリミングを済ませる方も増えています。
今やネット通販を駆使すれば世界中から珍しい愛犬グッズを手に入れることが出来るのです。しかし、あまりに便利な一方で様々なリスクがあることも意識しておきましょう。
安価な薬剤は個人輸入品!安価でも品質リスクは高い
ネット通販の取り扱い製品の中でも近年注目を集めているのはノミダニ予防薬、フィラリア予防薬です。
日本では獣医師の診察を経て必要量が処方されます。しかしネット通販では日用品を買う場合と同様にクレジット決済で自宅に配送することが出来ます。その上日本で処方される製品とほぼ同じパッケージ、同じ製品名で値段は半額程度です。
実はこの仕組みは医薬品の個人輸入の法律を巧みに利用することで成り立っています。法律では医薬品を輸入し販売する場合には厳密な手順を定めています。
しかし個人が自分のために輸入する場合は厳密な手続きを経ることなく輸入することが出来ます。この方法を活用し、現地でネットを通じて注文を受けた製品を郵便で納品するのです。
本来であれば、このような方法で売買をすることも違法行為に当たりますが、あまりに横行してしまっていること、法律を異なる解釈でかいくぐっていることからなかなか全てを取り締まることが出来ていません。
フィラリアやノミダニ予防薬、狂犬病予防注射剤も海外ではペットショップの店頭で販売されているほどに手軽なものです。飼い主が購入し愛犬に与えることが日常です。しかしこの手順はあくまでも海外でのケースです。
安易に海外製品を購入し、獣医師の相談なく愛犬に与えてしまうと品質、摂取量などから急な体調不良に陥ることもあります。
もしすでに体内にフィラリアが寄生していることを知らずに、予防薬を与えてしまうと血管内にフィラリアの死骸が詰まり、血流を遮断する危険もあります。日本で動物病院の処方を必要とする背景にはこのようなリスクを回避する意図があります。
最後に
今後ネット通販はペットとの生活に欠かせない存在になることは間違いありません。
しかし、安価な値段にひかれ、安易に購入をすると大変なトラブルに見舞わることもあるので、ネット通販を利用する場合は守るべきルールをしっかりと念頭においておきましょう。
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