陽気で穏やかなお姫様気質なキャバリア!もっと知りたい健康のこと
目次
キャバリアを飼う前に知っておきたい心得
フランス貴族に愛され暮らしたという歴史を持つキャバリアは、その歴史そのままで穏やかで優しい性格です。
運動量もさほど多くなく、家族とともにゆったりと過ごすことを好みます。
社交的な性格から犬が集まる場所へ出かけても誰とでも仲良く過ごせるでしょう。
キャバリアと共に暮らすうえで、ぜひ知っておいてあげたい健康についてご説明させていただきます。
ふわふわ毛質は小まめなブラッシングがおすすめ
キャバリアの魅力の1つに、まるで絹糸のようだとも言われる、柔らかい被毛があります。
細く長く、軽くウエーブがかかった被毛は手触りがよく、撫でているとこちらまで癒されてくるでしょう。
ただこの被毛は一定のサイクルで抜け変わるので、日々の抜け毛は決して少なくありません。
特に春と秋の換毛期と呼ばれる時期は抜け毛が気になるでしょう。
キャバリアは定期的なカットが必要ない犬種なので、自宅でお手入れやシャンプーを済ませているという方が大半です。
気になる抜け毛対策は
〇ブラッシング時にブラッシングスプレーを使い、被毛の根元からスッキリと取り除く
〇シャンプー後のドライヤー中にブラシを併用し、送風しながら抜け毛を取り除く
という方法がおすすめです。
また洋服やカーペットについてしまった抜け毛は、キッチン用ゴム手袋で軽くこすると簡単に取り除くことが出来ます。
垂れた耳は週に数回のお手入れが必須
キャバリアのチャームポイントでもある垂れた耳は、豊富な飾り毛があり貴族の雰囲気を漂わせています。
ただペットとして暮らすうえでは、飾り毛が多く耳が重くなりがちなことから、外耳炎が慢性化しやすいというお悩みがあります。
キャバリアの中には
〇皮膚や被毛がべたつきがち
〇脂漏症を発症している
〇アレルギー体質
など皮膚にトラブルを抱えている場合が多々あります。耳も同様で通気性が悪く、適度な湿り気と温度があることから雑菌繁殖の温床となりがちです。
外耳炎を発症してしまうと、不快な臭いだけでなく
〇かゆみ
〇かぶれ
〇皮膚の変色
〇内耳炎への悪化
など様々なトラブルが起こります。
辛い症状が長引くことになるので、日ごろから週に数回は耳掃除を済ませてあげましょう。
外耳炎を発症している場合は、完治するまで耳の飾り毛を短く切り揃えると耳が軽くなり、散歩などで歩くことだけでも若干内部の通気性が向上します。
キャバリアの耳の飾り毛は大抵の場合、短く切りそろえても再度生え揃うので、まずは症状の改善を優先してあげましょう。
シニア期は定期的な検診で心臓に注意
キャバリアは先天的に心臓疾患を抱え生まれてくることが多々あります。
この傾向は犬種特有のもので、中には生後間もない時点では確認が出来ず、成長後の判明するケースもあります。
この原因は決してブリーダーや販売業者に起因するばかりではなく、キャバリアとしての長い歴史の中で形成された傾向です。
基本的に穏やかでおとなしい性格の犬種なので、日常生活に支障が起こることはありませんが、過度な興奮や運動は避けるよう心掛けてあげましょう。
若年期はまるで問題がなかった場合でも加齢とともに症状が起こることもあります。
キャバリアは6歳を超え、シニアと呼ばれる年齢になって以降は、動物病院で定期的な検診を受け心臓疾患の兆候を早期発見するよう心掛けてあげましょう。
心臓疾患にかかわる手術は全身麻酔に長時間の手術、術後の回復期にと、愛犬に相当は負担がかかります。
万が一の場合の処置や治療は早期発見、早期対処であることが何よりです。
シニアになってからもいつまでも、元気に明るく過ごしてもらうために動物病院をこまめに受診しましょう。
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