ペットの健康管理最前線!気になる遺伝子検査とは?
目次
遺伝子検査は不安?きちんとした知識と理解とは
愛犬にはいつまでも健康で長生きをして欲しいと飼い主なら誰もが願う事でしょう。
動物医療の発展やペットの医療保険なども充実するものの、まだまだ健康管理には課題が残っています。ここではペットの健康管理における話題の「遺伝子検査」についてご説明させていただきます。
動物医療の最前線は「遺伝子検査」
ここ数年でたびたび話題になることも多い「遺伝子検査」という言葉を耳にしたことがある方もいるでしょう。
遺伝子検査は人間の健康管理に取り入れ、自身の体質や将来の病気の予測、ダイエットにも活用されることが増えてきています。
そのサービスがペット業界にも普及し、近年ペット専門のサービスが増加し話題を集めています。
遺伝子検査というサービスは、所定のキットを用いて犬の口内からDNAを採取し、検査にかけることで、遺伝子を分析します。
あらかじめ犬に発症の多い病気をピックアップし、遺伝子と照合することで将来の発症の可能性を見極める検査です。
この検査を活用するメリットは
〇病気の兆候、可能性を事前に把握出来る
〇繁殖の際の遺伝性疾患の回避に役立てることが出来る
〇ペット保険加入を検討する際に検討項目にできる
などです。
遺伝子レベルで愛犬の健康管理が出来ること、数千円ほどの費用で利用出来ることから動物病院の検査に用いられることも増えてきています。
あくまでも兆候を把握することが目的
遺伝子検査は非常に精度の高い検査手法ですが、この検査で得られる結果はあくまでも遺伝子による病気の「兆候」です。
あくまでも「兆候」であるので必ずしも発病につながるとは限りません。またいつ、何歳の時に発病するかという厳密な特定も出来ません。
中には遺伝的には可能性が高いものの、生涯発症しないというケースもあります。もちろんその逆もあり検査では可能性が低かったものの、高齢になり発病することもあります。
あくまでも「可能性」「兆候」を調べることを目的としていることを正しく理解しておきましょう。
過度な不安をもたずに元気に過ごすことが大事
遺伝子検査を受け、将来の発病のリスクが数字やデータ提示されると中には過度な不安を覚えるという方もいます。中にはこれまでの生活や食生活を振り替えり自己嫌悪に陥ってしまうという方もいます。
でも遺伝子による兆候に過度に神経質になってしまうと、愛犬との日々の生活に不安ばかりがあふれてしまいます。
愛犬にとって大切なことは
〇適度な運動
〇良質な食事
〇飼い主とのコミュニケーション
です。
過度な不安から食事制限をしたり、サプリメントを多用したり、飼い主が神経質になるようでは逆効果です。
これからはこれまでより
〇散歩の時間をふやす
〇ドッグランへ連れ出す
〇留守番時間を短くする
〇スキンシップを心掛ける
〇声掛けの機会をふやす
などを心掛けてみましょう。
もちろん将来の発病の危険性が分かっている場合でも十分な予防措置、医療的な対策を講じることは難しいものです。
愛犬には愛犬が楽しく、幸せだと感じられる生活を続けることを最優先に考えてあげましょう。
気になる症状は早期に動物病院を受診しましょう
遺伝子検査に結果にかかわらず、日々の生活で愛犬に異変があると感じた時は早急に動物病院を受診してあげましょう。
犬の病気の中には外見からは発見が難しいもの、目立った症状が出ない病気もあります。
〇食欲にムラがある
〇元気がない
〇おならが臭い、回数が増えた
〇嘔吐することが多い
〇目の表情が暗い、覇気がない
〇寝ている時間が多い
〇呼びかけへの反応が鈍い
などの場合は痛みや不快感を抱えていることもあります。
念のための受診が功を奏ることもあるので動物病院へつれてゆきましょう。
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