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気になるグレインフリードッグフードを徹底分析

グレインフリードッグフードを詳しく知りたい

続々と新商品の発売が続くドッグフード業界にここ数年「グレインフリードッグフード」という新たな製品が登場し話題になっています。
これまでのドッグフードの原材料を大幅に見直し、高品質、高栄養をセールスポイントとする製品はもちろん気になるところです。
ここでは新世代とも言われるグレインフリードッグフードについてご紹介させていただきます。

グレインフリードッグフードって何?

グレインフリードッグフードとは

〇トウモロコシ
〇大豆
〇小麦
〇大麦

といったこれまでのドッグフードの原材料として多用されてきた穀物、穀類を一切配合せずに作られたドッグフードを言います。
穀類が原材料の半分以上を占めていたドッグフードから穀物を取り除き、その分を肉や魚で補い作られています。
そのため高栄養で高い嗜好性を誇る製品に仕上がるのです。

グレインフリードッグフードを実際に開封してみると、あまりに強い風味に驚いたという声も多々あります。
これは原材料に配合されている肉や魚の分量が増えたからです。
その分、愛犬の食欲も刺激され、中には長年の偏食、少食が解消されたというケースもあるほどです。

もちろん原材料に肉や魚の配合率を高めるという事は、製造にかかる費用が数倍にも増えるので、ドッグフード自体もこれまでに比べ高額です。
今では大手有名メーカーからも続々と発売が続き、通販だけでなくペットショップの店頭でも購入できる身近な製品となっています。

グレインフリードッグフードに多い疑問第一位は「太りやすい?」

愛犬の食事、健康について考えるとき、一番気になるのは肥満についてでしょう。
日本で暮らす犬の大半が肥満もしくは肥満傾向にあり、どんなに高品質で嗜好性の高い製品であっても与えることで、愛犬が肥満になってしまうようでは躊躇してしまうのも当然です。

しかし実際にはグレインフリードッグフードを与えることだけで、直接肥満につながるという事はありません。
メーカーの推奨する給与量を確認し、日々適度な運動を心掛けることで十分です。
人間もダイエットの手法の1つに糖質制限があるように、犬にもこの方法が有効だと考えられているからです。

ただグレインフリードッグフードはこれまでの穀類を配合した製品に比べ高カロリー、高栄養です。
これまでと同じ分量を与えていると、気が付くと体重が増えていた・・・ということもあり得るので、与え始める時にきちんと給与量を確認してあげましょう。

我が家もグレインフリードッグフードに切り替えるべき?

良質な製品や新製品が登場すると、我が家も切り替えるべき?と不安を感じることもあるでしょう。
ペットに関する研究は数年単位で新しい情報や見解が発表され、製品も大幅に改良されることが多々あります。

これまで常識と考えられていたことが、一斉に否定されることもあります。
もちろん穀物の配合が必ずしもベストな訳でもワーストな訳でもありません。
ドッグフードに関しても

〇増加傾向にある食物アレルギー
〇穀類の過剰摂取における消化不良
〇慢性的な摂取水分量不足
〇少食、偏食、食べ飽きの問題
〇添加物の多量使用

など様々な課題が山積しています。この全てをグレインフリードッグフードが解決できるわけではありません。

たとえ良質な動物性タンパク質を配合している製品であっても、愛犬の体質によってはアレルギーや脂肪分の摂取過多が起こることもあり得ます。

必ずしも全ての犬の健康を支え、問題を解決出来る製品は残念ながら見当たりません。
安易なドッグフードの切り替えをするよりも、愛犬の健康、体質、好みを優先して考えてあげましょう。

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この記事を書いた人

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