愛犬の毛玉予防&対策に効果絶大! 1mm部分カットテクニック
トリミングショップを利用するたびに愛犬の毛玉を指摘されたり、追加料金が生じてしまったりと憂鬱な気分になることはありませんか?
毛玉の問題性は十分わかっていても、忙しくて時間がない、上手にブラッシングが出来ない、愛犬が嫌がるなどなかなか解決の糸口が見つからないものです。そのような愛犬の毛玉のお悩みに、簡単に出来る1mmカットテクニックをご紹介いたします。
目次
毛玉が理由でトリミング料金が割高になることも
一般的にトリミングショップの料金設定は、トリマーの作業時間と作業の難易度から算出されます。都心部ならトイプードルのカットは一万円前後が料金相場です。
この金額だけでも十分高額で家計への負担が…と感じてしまうほどですが、この金額に毛玉を理由に追加のトリミング料金が生じることもあります。
もちろん毛玉があるという事はその分作業時間が長くなり、手間もかかります。仕方がないとはいえ、追加料金だけで数千円も加算されては飼い主として何か対策をしたいと考えるでしょう。
一番確実な方法は、毎日ブラッシングを習慣化することですが、実際にはなかなか難しいでしょう。
毛玉予防には見えない部分の1mmカットがおすすめ
「毛玉による追加料金を何とかしたい」、「ブラッシングの手間を軽減したい…」と考える時はぜひトリミングのオーダーの際に下記の項目を合わせて伝えましょう。
・脇
・内股
・耳の裏側
を1mmサイズの替え刃をつけたバリカンで短くカットすること。
・尾の付け根
・首回り
を他より短めにカットすることです。
実はこの部分は日常生活で常に摩擦が起こり毛玉が出来やすい部分です。ただ耳などに出来るような大きな毛玉ではなく小さく、絡まりあった毛玉です。
本来であれば自宅で毎日ブラッシングをすることで予防出来る問題ですが、この部分は皮膚がとても薄く犬がブラシの刺激を嫌がります。そのためなかなか地肌付近までブラシが行き届かずに毛玉が解消されません。
またこの部分は犬が生活したり、散歩をする中で外見からは目が届かない部分です。つまり1mmサイズの替え刃をつけたバリカンを使ってつるつるに剃ったスタイルに仕上げてもまるで外見の印象は変わりません。
このテクニックを活用すれば悩みの種であった毛玉や追加料金の問題を簡単に解決できます。
ただしこの部分は大変皮膚は薄くひだ状になっています。担当するトリマーにはこのカットを施す意図をしっかりと伝え安全に作業をしてもらえるよう依頼しましょう。
毛玉対策にはブラッシングローションとスリッカーが必需品
犬がブラッシングを嫌がる理由はブラシによって被毛や皮膚が引っ張られる不快感が原因にあります。ブラッシング嫌いが悪化してしまわないように日ごろからブラッシングローションを使用しましょう。
被毛は適度に湿り気を帯びると、スリッカーブラシでスムーズに絡まりや汚れを取り除きお手入れをすることが出来ます。また湿り気を帯びることで抜け毛が飛散することを予防出来、ブラッシング後の掃除も各段にスムーズになります。
ブラッシングをするときにブラッシングローションの代用品として水道水を使用してはいけません。一見まるで同じように見える2つですが、水道水で帯びた湿り気は完全に蒸発するまでに時間がかかり、皮膚や被毛が蒸れ悪臭や毛玉を作る原因になります。
もし仕方なく水道水を使用する場合はドライヤーを併用し送風をしながらブラッシングをすると湿気を帯びずにお手入れを済ませることが出来ます。
毛玉を理由に被毛を伸ばせない、カットスタイルを楽しめないと感じている方はぜひこの1mmカットを取り入れこれまでのお悩みを解消してみてください。
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