知ってる? 犬と一緒に寝るときの危険性まとめ
最近では、小型犬でも大型犬でも関係なく、室内飼いが普通になっていますよね。
夜は大好きな愛犬と一緒に寝る人も多いと思いますが、一緒に寝ることに対して反対する人もいます。
それは犬と一緒に寝る事によって起きる問題点があるからなんです。ここではそんな「犬と一緒に寝る危険性」を考えていきたいと思います。
目次
犬と一緒に寝る事で、事故が起きる危険性
「どうしても愛犬と一緒に寝たい!」という飼い主さんも、犬と一緒に寝る危険性について理解しておきましょう。
・転落の可能性や足腰の負担(ベッドの場合)
・飼い主の寝返りによる怪我
・いたずらに気づかない
一つ一つ詳しく見ていきます。
転落の可能性や足腰の負担(ベッドの場合)
もし、寝る場所がベッドだったら、犬は寝ている間に間違って転落して怪我をする可能性があります。
また、毎日ベッドに上り下りをする頻度が高くなり、足腰に負担がかかります。小型犬だけでなく大型犬も股関節不整合があると、関節炎になる可能性があります。
飼い主の寝返りによる怪我
人は一晩に20~30回以上も寝返りを打つと言われていますが、そんな寝返りの時に、犬を下敷きにしてしまったり、蹴飛ばしてしまったりして、ケガをさせてしまう事もあります。
犬が子犬や小型犬なら、なおさら危険です。
反対に、下敷きになった犬がびっくりして、飼い主を噛んでしまう場合もあります。
いたずらに気づかない
飼い主が寝ている間、犬も寝ていてくれれば良いのですが、自由に動き回っていたずらをしても気が付きません。
扉を閉めて寝室だけの行動範囲にできればまだ良いのですが、歩き回られると心配です。これは日中も同じですが、一番多いのが誤飲です。
・床に落ちていたもの
・机の上にある食事の残り
・ゴミ
・シンクの中の洗う前の食器
・事務用品
・リモコン
など、飲みこんでしまう事はなくても、咥えて壊してしまう事もあります。
普段はイタズラをしないから大丈夫と思っていても、飼い主が寝ている隙にいたずらをすることは少なくありません。
もしどうしても犬と寝る必要があるなら、部屋はいつも綺麗に掃除をして、誤飲しそうなものは手の届かないところに片づけておきましょう。
犬が飼い主から離れられなくなる
一度も犬が一匹で寝た事がない場合、いざという時に不安やストレスで体調を崩してしまう可能性があります。
・飼い主が病気になってしまう
・ペットホテルに預けなければならない
・犬が入院しなければならない
など、必然的に一匹でゲージで寝なければいけない場合があります。このような時にストレスで体調を壊してしまっては大変ですよね。
また、一番心配なのは、分離不安です。
ケージで寝るだけでなく、家の中でも一匹だと不安でずっと吠えたり、イタズラをしたりと、安心してお留守番ができなくなる可能性があります。
万が一に備えて、ケージやハウス、そしてクレートでも愛犬だけで寝る事ができるように日頃から練習しておく事が大切です。
衛生面が心配
犬がいると心配なのが、ノミ、ダニ、季節変わりの抜け毛です。予防はもちろん、お布団の掃除、洗濯は、こまめに行いましょう。
ズーノーシス(人獣共通感染症)も心配です。犬が感染すると飼い主に感染する可能性がある病気の総称です。
原因はウイルス、細菌、カビ、寄生虫、リケッチア(微生物)に分類できます。全部目には見えないものです。
パスツレラ症、サルモネラ症、狂犬病、皮膚糸状菌症、エキノコックス症、Q熱等が、人間にも感染します。
免疫が落ちている場合や、幼児、高齢者は、重篤な症状になる場合もあります。
ズーノーシスは「排泄物を放置しない」、「予防ワクチンを受ける」などの、正しい知識と節度のある接し方を心がけていれば、十分予防する事ができます。
キスや口移しで食べものを与えたり、一緒に湯船に入ったりすると感染の可能性があります。
石鹸をつけて手洗いをするだけでも、病原体はほとんど洗い落とす事ができますよ。
最後に
犬は元来群れで生活する動物です。飼い主と一緒に寝ると精神的に安定し、とても落ち着きます。
飼い主が、環境を整えてあげて、犬が安心して生活できるようにしてあげましょう。
INUJINが海外犬服の通販サイトをはじめました
わんちゃんが好きすぎてついに通販サイトをオープンしてしまいました。 URLは今までと同じで「https://inujin.com」になっています。 海外のドッグウェアをメインに取り扱っていますので、もしご興味がありましたら遊びにきてください!犬の幸せと健康を願う、犬のためのウェブマガジン「犬人」の公式ソーシャルアカウントです。Facebook または Twitter で最新情報をチェックしてもっと犬と繋がりましょう!