迷子対策に有能なマイクロチップ!気になるポイントを徹底分析
目次
愛犬の身分証の役割を果たしてくれるマイクロチップの利便性
ペットショップが販売する子犬に子犬にマイクロチップを装填済み!と謳っていることが増えました。
マイクロチップって何?こんな小さな子犬に・・・?といろいろな思いが浮かぶでしょう。
マイクロチップは国内ではまだまだ普及率が低く、知らない方も大勢います。
ただもしもの時にはきっと役立つアイテムなので、愛犬の迷子対策に詳しく、正しく知っておきましょう。
ペットショップが推奨するマイクロチップって何?
マイクロチップとは2~3㎜サイズの体内埋め込み型の個体識別チップです。小さなチップを皮下に注射器状の装置で埋め込み使用します。
当初は牛や豚などの家畜の個体管理に用いられていましたが、十数年ほど前から国内でペットへの装填が普及し初めています。
この背景には
・室内小型犬が増え、犬の帰巣本能が低下している
(迷子になった時に自宅にたどりつけない犬の増加)
・飼い主の飼育責任の徹底
(無責任な捨て犬を防ぐため)
・DNAレベルでの血統管理
などが関係しています。
中でも迷子札としての役割は大変身近で誰もが必要とすることでしょう。
マイクロチップにはあらかじめ個別のシリアルナンバーが登録されています。
マイクロチップを装填済みの犬に専用リーダーをかざすと、このシリアルナンバーを読み取ることが出来ます。
この読み取ったシリアルナンバーを管理団体のデータベースに照合すると、あらかじめ登録されていた飼い主の個人情報にたどりつくことが出来、迷子の連絡が出来るという仕組みです。
これまでのような首輪や名札では逃走中に外れることや紛失することもあるので、生涯外れることの無い迷子札という意味で大変すばらしい製品だといえるでしょう。
マイクロチップは動物病院で施術が大原則
国内ではマイクロチップは医療品の1つと定められていて、装填処置は動物病院で行う事が推奨されています。
動物病院では1000~15000円ほどで装填が可能です。切開などの処置も必要なく、注射を受ける程度の簡単な処置です。
最近はネッツ通販サイトに安価なマイクロチップが流通しているという事実もあります。安価な製品は動物病院の半額ほどで購入が可能です。
しかし安価な製品の中には
・専用リーダーでデータを読み取ることが出来ない
・体内で腐食する
・サイズが大きい
といった製品もあり愛犬の健康上好ましいと言えない場合もあります。
装填は必ず動物病院で行いましょう。
また国内の保健所には専用リーダーが完備されています。保護された犬猫に飼い主がいるかどうかを確認する手段としてマイクロチップ装填を確認するためです。
マイクロチップがあることで、飼い主の存在を伝えることが出来れば最悪の事態を避けることにつながるので装填をぜひ前向きに検討しましょう。
マイクロチップはもしもの時に威力を発揮
国内では連日歴史を塗り替える規模の災害が起きています。
愛犬同伴避難の受け入れが徐々に進んではいるものの、まだまだ体勢が整うまでには時間がかかるでしょう。
もしもの自然災害で愛犬がはぐれてしまった時、一時的に周囲に保護を依頼する時、愛犬の身分証の役割を果たしてくれるのもマイクロチップです。
実は飼い主にとっては一見で愛犬だとわかる、断言できるという場合でも周囲からは同じ犬種、同じ毛色では区別がつかないこともあります。
混乱する現場では目の前の犬が自身の愛犬であることを写真や言葉だけでは証明することが出来ません。
そのような時にマイクロチップのシリアルナンバーを活用しましょう。
もしもの時でも必ず愛犬が家族の元へ戻ることが出来るように日ごろの備えを万全にしておくことがとても大切です。
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