外見、内面までもドーベルマンそのもの！ミニチュア・ピンシャーの魅力

外見はドーベルマンそのもの！ミニチュア・ピンシャーは小さいながらも精悍さがあふれ、鋭いまなざしが魅力的です。
運動能力も高く、アクティブに犬と過ごしたいという方にも人気です。
ただ内面はまさに「ドーベルマン」そのものですが、外見面、健康面は小型犬ならではの気遣いが必要になります。
外見とのギャップが魅力的という声も多く聞かれるミニチュア・ピンシャーの魅力に注目してみましょう。

短毛種ならではの悩みは付き物

ミニチュア・ピンシャーは小型短毛種ならではの悩みを抱えています。それは

という点です。

特に寒さへの弱さは想像以上です。
人間が季節の移り変わりを感じ、薄手の長袖を羽織り始める季節には、もうすでにミニチュア・ピンシャーにとっては洋服が必要とさえ感じています。
たとえ室内で過ごしていても風邪をひいてしまうこともあります。

また夏の冷房でも同じです。熱中症対策にと冷房を強めてしまうと、閉め切った部屋の中で寒さを感じ、風邪をひきかねません。
ミニチュア・ピンシャーとの生活では何よりこの気温管理に注意してあげましょう。
基本的には、室内に常にペットヒーターを設置しておいてあげると安心です。
季節や室温、天気に応じて自分で判断し、ヒーターを上手に活用してくれます。夏でもエアコンの風が涼しすぎると感じると、ヒーターの上に丸まって過ごすこともあります。

また暖かい部屋から外へ散歩に出るときの気温差もミニチュア・ピンシャーにとっては大きなダメージになります。
本来は丈夫な犬種ですが、この自然界にはありえない急激な寒暖差はなかなか慣れることが出来ないからです。
冬の散歩は、必ず暖かい服を着せてあげましょう。ダウンジャケットやナイロンジャンパーなど風を通しにくい素材の洋服があると、重宝するでしょう。

活発な性格なものの、骨格は華奢で繊細

ミニチュア・ピンシャーは元は納屋でネズミ捕りをし活躍していた歴史があります。
運動神経がよく、活発で、多少の無理をしてしまうことも多いでしょう。
時には高い場所から飛び降りてしまい家族を驚かせることもあります。
体形がスマートなので、自分で考え行動をしている分にはさほど大きな怪我につながることはないものの、不意を突かれる時、想定外の出来事を起こった時に骨折をしてしまうことが多々あります。
具体的には

などです。高さ的には問題がないと愛犬自身が判断した場合でも、着地地点の床が滑りやすかった場合、着地の際に体制を崩してしまうこともあります。
あまりに繊細で細い骨格ですから、万が一の骨折は手術をするにも大変難易度が高くなります。
日々の生活では環境面の安全対策を万全に済ませておきましょう。

勝気な性格は喧嘩につながることも

サイズは小さいものの、内面はまさにドーベルマンそのものという点がミニチュア・ピンシャーの魅力でもあります。
ただあまりに勝気な性格から、時には自分よりもはるかに大きい相手にも喧嘩腰にいどんでしまうことがあります。
ドッグランなど愛犬から距離が離れてしまいやすい場所では、くれぐれも目を配り、

を気にかけ、目を配っておきましょう。
ミニチュア・ピンシャーはとても知能が高く、しつけにも十分です。
万が一の時には、すぐに飼い主の下で戻ることが出来るように日ごろから「呼び戻し」の訓練を重ねておくと安心です。

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