寂しい時の犬がとる行動
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寂しい時の犬がとる行動、寂しさの理由まとめ
犬には豊かな感情があり、喜怒哀楽を全身で表現してくれます。それが犬の大きな魅力です。怒られればショボンとした表情をし、嬉しいときはちぎれるくらい尻尾を振って飛びついてきます。犬は飼い主さんに構ってもらえるのが大好きです。もし、飼い主さんに構ってもらえなくなったら、犬には理解できず、不安で寂しがります。しかしその寂しがりが度を越してしまった場合、かまって欲しいがゆえに様々な問題行動を起こしてしまうこともあります。飼い主さんはどのように接したら良いのでしょうか。
犬は寂しいときどんな行動をする?
犬が寂しさを表現するときには、どんな行動をとるのでしょうか?
・しょんぼりする
・遠吠えをする
・吠える、鳴く
・暴れる 物をこわす、なんでも噛む
などです。
寂しがりでも、飼い主さんが出掛ければすぐに諦めて寝てしまったり1人で遊んだりする犬も多いです。しかし、中には飼い主さんが帰宅するまで鳴き続けたり、暴れたり、情緒不安定になってしまう過度の寂しがり犬もいます。飼い主さんと離れる事がストレスとなり、激しい反応を表すのは、分離不安症かもしれません。
うまく留守番させる方法
普段は、家の中を自由に歩き回っている犬でも、留守番させる時はゲージのいてくれる方が安心です。
日ごろから、飼い主にべったりで、後ろをついて歩くではなく、一人でゲージの中で遊べる訓練をさせておきましょう。
1.ゲージの中が楽しい場所にしておきましょう。
「ハウス」という掛け声と共にケージの中に入るとお菓子が貰えるということを
覚えてもらいます。
ゲージの中におもちゃを入れておきます。おもちゃがあるのは、ゲージの中と、
決めておく。そうすると、おもちゃをゲージの中に取りに行き、持ち出して遊ぶ
ようになります。又、ゲージの中に戻しておくと、おもちゃは、必ずゲージの中に
あると思い、いやな場所では、なくなります。
まず出かける時にケージに入るとご褒美が貰えそして、おもちゃに夢中で外出する時に吠えるなどの問題行動を防ぐことが出来ます。
その後何度も同じ様にハウスすることを覚えたら、気を紛らわすおもちゃがなくても、「ハウス」の一言でケージに入るようになります。
お菓子をご褒美に貰ことで、お留守番という習慣付けが出来、ケージに入ることは楽しいことと結びつくのです。
2.留守番する時間を少しずつ延ばしていく
初めから、長い時間だと寂しくて、いろいろな行動を起こしてしまうかもしれません。
初めは5分、慣れてくると10分、そして、半時間と犬の性格と症状に合わせて、
延ばしていくと、犬も自然に慣れて、お留守番が出来るようになります。
留守番の際には必ず飼い主さんが帰ってくると知っている。事が重要です。
普段から飼い主さんと適切な距離を保って、少しぐらい離れても大丈夫と信頼関係を保てるようになるのが大切です。
そして、帰ってきたら、大げさにほめないで、そっと、ご褒美をあげましょう。
分離不安症かも。と思う場合
多少寂しがってくれるのは飼い主としても可愛らしいですが、少しの間のお留守番ができないほどに寂しがるようであればそれは「分離不安症」かもしれません。
分離不安症になると、犬にストレスがかかるため、食欲低下や体を舐めまわしたり、傷つけたり、免疫異常によって感染症にかかりやすくなったりと、体に様々な不調が現れ始めます。
犬の分離不安症は本能的な部分が大きいため、治すのもなかなか大変です。
できるだけ愛犬と過ごす時間を長くとり、散歩やコミュニケーションをしっかりとしてあげることで改善されることもあります。しかし、どうしても改善されない場合は、飼い主さん一人で解決するよりも、ドッグトレーナーや獣医師に相談すると良いでしょう。
犬ができるだけ寂しがらずに済むよう、人間がなんとか工夫してあげたいものですね。
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