犬のシャンプーのやり方!「リンス水ブラッシング」で時短
愛犬の抜け毛が気になる、特有の体臭が気になるという方は本当に多いものです。
でも、自宅シャンプーは愛犬が嫌がる、思うようにすっきりと仕上がらない…とお悩みではないですか? そんな時に、シャンプー前に「リンス水でブラッシング」を行うと抜け毛をスッキリ解決できる上に、大幅に時間を短縮できます。
簡単にできるやり方なので、ぜひ挑戦してみてください。
目次
リンス水ブラッシングって何?
まず、リンス水とは愛犬用のリンスを水で希釈したもの。こちらを使用してブラッシングすることをリンス水ブラッシングと言います。
このリンス水は、スプレーボトルに入れると使いやすいのでおすすめです。
リンス水ブラッシングを使うメリット
リンス水ブラッシングを使った犬のシャンプーには、こんなメリットがあります。
・毛玉やもつれが簡単にほどける
犬は、毛玉やもつれがあると、皮膚を引っ張られる不快感から徐々にブラッシングやシャンプー嫌いになります。中には脱走を試みたり、飼い主に噛みついたりするようになることもあります。
愛犬に少しでも負担をかけないように、あらかじめ抜け毛を取り去っておくことで、シャンプーがスムーズにでき、ドライヤーも大幅に時間を短縮できます。
リンスの成分は、その後のシャンプーで一緒に洗い流されてしまうので残留の心配もありません。もちろん仕上げに再度リンスをすれば、艶のある手触りのよい状態に仕上がります。
リンス水ブラッシングを使った犬のシャンプーのやり方
通常、自宅で愛犬のシャンプーをするときは、
2.全身を濡らす
3.シャンプー
4.リンス
5.ドライヤー
の順番で進めますが、この最初の手順のブラッシングの際にリンス水を活用します。
ブラッシングの前にこのリンス水スプレーを全身くまなく吹きかけます。スプレーで全身の被毛が湿るほど吹きかけると効果的です。
全身をブラッシングして、毛玉やもつれがある箇所は都度追加でスプレーを吹きかけます。この後の手順は、いつも通りで大丈夫です。
重点的にシャンプーした方がよい部位
稼働数の多い部位は、抜け毛も多いです。
なので、シャンプー前にリンス水でブラッシングを行う際は、
・脇の下
・尾の付け根
付近を重点的に行うといいでしょう。これらの部位は日常生活で非常に稼働数の多い部位です。そのため抜け毛が集まりやすく、抜け落ちずに残った被毛に絡み合いがちです。
この部分の抜け毛をあらかじめ除去するだけでもシャンプーやドライヤー時間の大幅な短縮を期待できます。
ブラッシングにはラバーブラシも便利
リンス水やシャワーで濡れた皮膚はとても柔らかく、ブラシの力加減次第で傷がついてしまうこともあります。
シャンプーの際はゴム製のブラシを使用すると愛犬に不快な思いをさせずに、抜け毛や汚れをすっきりと洗い流すことが出来おすすめです。
特に短毛種の場合、手洗いだけではなかなか被毛の根本や皮脂、抜け毛を取り切ることが出来ません。ラバーブラシを用いて全身をこするように洗うと、スッキリとした仕上がりになります。
犬のシャンプーをする時の注意点
家庭でシャンプーを行う場合、目安時間は小型犬で5分、大型犬でも20分以内です。
家庭の浴室は湿気がこもりやすく、これほどの短時間でも犬にとっては十分高温です。この状況の中で全身を濡らし、シャンプーをすることは想像以上の疲労感をもたらします。
さらに洗い上がり後にはドライヤーが30分、一時間とかかるのですからなおの事です。
夏はこの浴室の湿気や長時間のドライヤーで、熱中症になることもあるので注意が必要です。出来る限り時間短縮を心がけてあげましょう。
また、犬は足裏に汗腺があり、体温調整の機能を担っています。この汗腺がお湯でふさがってしまうと、体温調整が出来ず、息が上がり意識朦朧となることもあります。シャンプーの際は犬の足元の水はけを十分に確保し、出来る限り短時間で終えてあげましょう。
もし洗面器やベビーバスを使用する際は、水位は犬の胸より低くし、ぬるま湯で洗浄しましょう。
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