ペットショップではなかなか見かけないシェルティを飼いたい方へ

実は最近、シェルティを家族に迎えたいという方が増えています。シェルティと言えば国内では数十年前に一大ブームが巻き起こった有名な犬種です。

その後、小型犬人気に押され気味になり、頭数が減少したものの、シェルティが持つ知的差、繊細さから再度注目を集めています。
シェルティが好きな方も気になるという方もぜひもっとシェルティの魅力に目を向けてあげましょう。

知能レベルは7歳児相当

実はシェルティは同じ祖先をもつボーダーコリー達と並び、大変知能が高い犬種です。その知能レベルは7歳児相当とも言われるほどです。

一般的な犬は3歳児相当と言われるので、いかにシェルティの知的レベルが高いかがわかるでしょう。
知能レベルが高いという事は

というメリットがあります。
まるで言葉を交わしているような気分になるとシェルティと暮らす方々が口にするのもこの点から理解出来るでしょう。

性格は繊細で穏やかでシャイ

シェルティは数ある牧羊犬種の中でももっとも繊細な性格を持っています。
周囲への攻撃性はまるでなく、内向的、シャイ、人見知りとも言われています。

日ごろのしつけでは、厳しく叱る、大声で怒鳴るという事をしてしまうと、犬自身が委縮してしまい、家族との関係性が悪化してしまいます。
大変知能が高いので、しつけにおいてはこのような接し方をしなくても十分にスムーズに理解が出来ます。

またシャイな性格から家族以外の人間や他犬との交流を苦手と感じることが多々あります。
これもシェルティの特徴の1つと理解し、無理強いをしたり、他犬との交流を促すことをせずに過ごさせてあげましょう。
知能が大変高いシェルティにとって他犬との遊びは退屈すぎると言われることもあります。
犬同士で駆け回ることよりも、家族相手にトリッキーなボール投げを楽しむ方がシェルティには満足感が高いのでしょう。

運動神経は抜群な元牧羊犬

シェルティのっサイズは5～10㎏ほどです。
柴犬と同等ですが被毛の量が多い分、大柄に見えます。
シェルティの性格上、あまり激しいい運動やテンションが上がる遊びはありませんが、決して運動が嫌い、苦手な訳ではありません。
もとは牧羊犬ですから、広大な牧場を走る回るほどの持久力も持ち合わせています。

日ごろの運動は十分な時間を割き、休日にはドッグランにも連れ出してあげましょう。
繊細な性格ゆえに、運動不足が原因で過度なストレスをためてしまうと、問題行動や自傷行為が目立つこともあるので、運動の確保は常に意識してあげる必要があります。

お手入れは小まめなブラッシングとシャンプーでOK

シェルティの魅力と言えば、豊富で豪華な被毛です。
この被毛は2層構造になっていて、屋外での厳しい寒さにも耐えることが出来るほどです。

ただ毛量が多い分、抜け毛の量も多く、春と秋の換毛期には念入りなブラッシングがかかせません。
シェルティにはピンブラシと呼ばれるブラシを用いると、被毛の根元まで櫛先が行き届き、しっかりとお手入れを済ませることが出来ます。
定期的なカットは必要ありませんが足先やお尻周りなど汚れやすい部分は小まめにハサミを入れてあげると衛生的に保つことが出来ます。

子犬に出会いたいなんらブリーダーに相談もおすすめ

シェルティは飼育頭数が減少したこともあり、なかなかペットショップで見かける機会が少ない犬種です。
家族に迎えたい場合は、ブリーダーさんへ直接問い合わせをする方法もおすすめします。

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