子どもの友達が犬のいる我が家で遊びたがった時の注意点
あなたの子どものお友達が家に遊びにくるときに、一番大切なのは、そのお友達が犬との付き合いに慣れているか、慣れていないかの確認をすること。
犬がいる家庭の常識も、犬を飼ったことがないお友達からすると、未知の世界で分からないことだらけでしょう。
では、そんなワンちゃんのいる我が家にお子さんのお友達が遊びにくるときに配慮するべき点を、今日も一緒に考えていきましょう。
目次
友だちに犬アレルギーがないか確認する
お子さんの友達が何も言われないままいきなり犬に出会ってしまったら、ビックリしてしまうかも知れません。
どれだけ掃除を徹底していても、犬のいる場所には毛が落ちますし、部屋にトイレシートが置いてある事も、初めて見る人には衝撃的です。
また、子どもが何気ない気持ちで「ウチで遊ぼうよ!」と呼んでしまった友だちに、アレルギーがある事も考えらえるでしょう。
愛犬家にとって、ついつい忘れがちになってしまう事ですが、犬を飼っていない人にとっては、犬のいない環境こそが普通なのです。
そして、世の中には犬が苦手な人、アレルギーが理由で犬と一緒に居られない人というのは、一定の割合で存在します。
家に遊びに来る前に、しっかり確認しておきましょう。
友だちの保護者に、確認を取ってもらおう
子どものうちから「報・連・相」を身に着ける、ビッグチャンスです!
上にも挙げたアレルギーの問題等は、お子さん本人が自覚しているか怪しい場合があります。
それに、友だち本人がオッケーでも、犬の毛を家に持ち帰ってほしくない事情があるかもしれません。
できたら「今日、ウチに来る?」ではなく、「ウチには犬がいるんだけど、大丈夫なら明日ウチに来る?」と、友だちに『持ち帰って両親と相談する』ための時間をあげるようにしたいところです。
それでは次から実際にお友だちが実際にお家に来た際に、ワンちゃんとどう接するのがベストかを次からもっと深く考えていきましょう。
犬はケージの中でスタンバイ
普段は家の中を自由にしているワンちゃんでも、お客さんのいる時はケージやサークルの中でスタンバイしてもらうのがベターでしょう。
いくらワンちゃんがお利口さんにできても、お客さんの方が、犬との付き合い方に慣れていない可能性があるからです。
知っての通り、人間の何気ない行動が、犬の警戒心を引き起こしてしまう事って、よくありますもんね。
とりあえず、ワンちゃんは安全圏に退避。場が落ち着いて、穏やかな挨拶ができそうな雰囲気になったら、改めてワンちゃんとお客さんを対面させてあげるのが良いでしょう。
この際くれぐれも、犬が興奮によってお友達を噛んでしまったりしないように、犬と触れ合う時は目を離さず注意して見守っておきましょう。
犬との触れあい方を教えてあげよう
もしも友だちが犬と遊びたいなら、お友だちに犬と仲良くなる方法を教えてあげる必要があります。
「まずは、手のニオイを嗅いでもらって、挨拶するんだよ」
「急に顔を触っちゃいけないよ」
「シッポじゃなくって、肩のあたりをゆっくり撫でてあげてね」
「犬は人間の食べ物は、食べちゃいけないんだよ」
など、基本中の基本から教えてあげましょう。
もしお友達が、ワンちゃんにとって良くない接し方をするのなら、犬と友達を遠ざける決断をしなくてはいけないかもしれません。
難しい事ですが、その辺りは犬の保護者である大人が、いざとなれば助け船を出してあげられるよう、近くで見守っていてあげましょう。
最後に
愛犬は家族ですが、言葉による意思の疎通はできません。問題が起きないよう、常に警戒してあげられるのは、保護者のあなただけです。
「犬の抜け毛」「ニオイ」「吠え声」等、犬に慣れていない人が、犬を飼っているお宅に訪問するときに気になる事は多々あります。
お子さんとそのお友達、そして愛犬が円満に遊べるようなスペースを提供できるよう、努力していきたいですね。お子さんにはかけがえのない思い出になるはずです。
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