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愛犬が軟便になった時に考えられる原因や対策まとめ

愛犬が軟便になったら読みたい対策まとめ
毎日毎日元気いっぱい走り回っているけれど、便が少し柔らかいような気がする。

食べ合わせが悪かったのか、食べ物が合わないのか、このところ軟便が続いているけれどどこか具合が悪いのだろうか…、大丈夫なんだろうか…と心配している飼い主の方へ軟便についてご説明します。

便でわかる健康状態

健康のチェックは便の色や形、固さである程度見極めることができます。

排泄された便の色でわかることもあります。

植物性の成分が多い食事、野菜や穀物などの餌を多く取っている→黄色
動物性の成分が多い食事、肉を多くとっている→緑色・茶褐色・黒色
牛乳などカルシウムを多くとっている→白色
クロロフィル配合のガムやサプリを取っていれば→緑色

また、便の形は、品質の良い植物性の食事や動物性の食事を取っていれば、まとまりの良い適度な固まりの便が、食べ過ぎで消化不良を起こしている場合は軟便に、消化のいいものを多くとり過ぎたり、水を普段より多く摂取していた場合は、便の量が減り、粘液の多い水分を多く含んだ下痢のような便が出ます。

フードを替えたり、手作りの餌の材料を替えたりした場合も便秘や軟便、下痢といった症状を引き起こします。

理想の便は適度な固さがあり、色は茶褐色か黒い色、形はある程度まとまりのあるものです。

ティッシュでつまむとつぶれたり、形状が細い便だったり、トイレシートに便の跡が残る便は軟便です。色で識別する場合は薄い茶褐色か黄色がかった便が軟便です。

軟便になる原因は、フードのほかに病気やストレスといった理由もあります。

軟便が続いているけど大丈夫?

適量の食物繊維を摂取することは便秘を防ぐので必要なことですが、取り過ぎると腸のぜん動運動が刺激されすぎて、大腸で水分が吸収される前に便として排出されて軟便を引き起します。

軟便が続く場合、

・今あげているフードは何をメインで作られているか
・エサの成分は植物性、もしくは動物性が多いのか
・血が混じる便をしているか
・水の量はいつもと比べて増えていないか
・便の量、固さ、匂いはどうか
・食欲はいつもと比べてどうか
・いつもと比べて元気がないか

など、細かくチェックし、フードで起きている軟便なのか、病気の可能性が疑われるかなど調べてみる必要があります。

便は健康のバロメーターです。血便や出血、ゼリー状の血が混じる便をしている場合は病気にかかっていることも考えられますので、早めに病院へ行くことをお勧めします

軟便がエサから引き起こされている場合

餌の場合から起こる軟便は、おならや便が臭かったり、色が薄い茶褐色の黄色がかったものが排泄されます。

原因は植物、穀物の消化が苦手な消化酵素不足の犬に、植物や穀物の多い食事を与えていることで、消化不良を起こし、臭い匂いを発していると考えられます。

逆に、動物性たんぱく質を多く与えすぎた場合も、小腸で消化吸収しきれず、抹消化物が大腸まで行ってしまい、おならや便を臭くしていると考えられます。

軟便を防ぐ対策としては、植物性及び動物性のフードの量を調節することしかありません。フードの種類や量を調整することで改善できる場合も多いので、一度お試しすることをお勧めします。

また、消化を促す整腸剤や乳酸菌、オリゴ糖が入ったサプリを与えても軟便対策にはいいとされています。なかには乳酸菌が多く含まれているビオフェルミンを与えていらっしゃる方もいるようです。

あくまで人間が飲む薬なので、犬種の体重、体格、体質によって適量や効果というものがよくわからない部分があります。ビオフェルミンを与えようと考えている時は、一度獣医に相談することをお勧めします。

ストレスから軟便が引き起こされている場合

犬が軟便になる理由と考えられる危険性について

ストレスの場合は、原因を取り除くことで改善できます。

例えば、家では普通の便をしているのに、散歩の時だけ軟便をする場合は、散歩途中に合う人や犬に対してのストレスや、散歩道に何か違和感を感じていることが考えられます

時には時間や散歩コースを変えてみて、便に変化があるかどうか確認してみてください。もしかしていつも会う人や犬が苦手なのかもしれません。犬も私たち人間と同じようにあう人あわない人がいることを忘れてはいけません。

病気が原因で軟便である場合

病気の場合は、

・寄生虫
・ウイルス感染
・肝臓などの内臓疾患、腫瘍、腸炎

が考えられます。

寄生虫

寄生虫の場合、鉤虫症や瓜実条虫症、回中症や鞭虫症などが考えられ、食欲不振、元気喪失、胃腸障害などの症状がで、小腸や大腸が出血していることが多く、血便や黒いタール状の便が出ます。

対処法は、投薬治療です。薬での治療なので犬にとっても負担が少なく、飼い主の心配もすぐに解消できます。

ウイルス感染

ウイルス感染や細菌感染の場合、犬パルボウイルス感染症や犬ジステンパーウイルス感染症、大腸菌やサルモネラ菌などが考えられます。これはワクチン接種で予防できる病気です。ワクチン接種を必ず受けましょう。

内臓疾患、腫瘍、腸炎

内臓疾患や腸炎、膵炎や腫瘍などの場合、好酸球性腫瘍腸炎、胃腸腫瘍、悪性リンパ腫などの病気が考えられ、素早い治療が病状の悪化を防ぎます。

一概には言えませんが、排泄時に出血を伴ったり、一週間以上血便が続く場合は獣医の診断を仰いだほうが賢明だと考えられます。

最後に

便の硬さや形、色はその日その時の体調によっても変わってくるので、過剰に心配し過ぎるのもかえって愛犬にストレスを与えてしまいます。

しかし、重病の場合、生命にかかわることもあります。

投薬治療、手術で治るものも放置期間が長くなってしまって悲しい結果を招くこともありえますので、自己判断で対処する前に獣医に相談することをお勧めします。

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この記事を書いた人

inujin編集部

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