愛犬と飛行機に乗る前に知っておきたいこと

愛犬と一緒に旅行へ、帰省もしたい、海外旅行も・・・
今やこんな計画も夢ではありません。国内線はもちろんのこと国際線の飛行機も愛犬の登場がOKです。航空会社それぞれが独自のサービスをうちだし、キャリーケースの貸し出しも当たり前となっているほどです。もちろん搭乗中の愛犬は気温管理がされた快適なスペースで過ごすことが出来るので、安心して利用出来るでしょう。ただこのとき、フレンチブルドッグやパグなどの短鼻種には別枠のルールがあるので、あらかじめ確認を済ませておきましょう。

愛犬の鼻が低いなら、暑さ対策は念入りに

短鼻種はその特徴的な顔立ちの構造から暑さに弱い傾向があります。
他犬種に比べ体温が上がってしまいやすく、上がってしまった体温を下げるのも苦手です。
大きく口を開き、浅い呼吸を繰り返してもなかなか平静に戻れないこともあります。
飛行機の中ではペットが過ごす空間も温度管理がされています。ただ慣れない空間や気圧の変化で興奮してしまうことがあります。キャリーケースの中で興奮状態になると自身の熱気で空気がこもり、息苦しさを感じることもあります。中には体温が上がってしまい体調を崩すこともあります。
短鼻種の場合、決して油断をせずに体調を気にかけてあげましょう。

飛行機到着先での最寄り動物病院の下調べを

航空会社各社がそれぞれにサービスを打ち出すものの、必ずしも愛犬の緊張がほぐれ、快適に過ごせるとは限りません。
慣れない臭いや空気、音で緊張を募らせてしまうこともあります。
もちろん愛犬には所要時間が理解できませんから、いったいいつまでこの状態が続くのか・・・とも考えてしまうでしょう。飼い主にとってはわずかな時間であっても、愛犬とは理解が異なる事を理解して起きましょう。
愛犬を飛行機に乗せる時は、必ず到着先の最寄動物病院を調べておきましょう。
もし搭乗中に愛犬が体調を崩してしまった場合でもすぐに受診が出来るようにです。
この時

を調べておくと安心です。
多くの動物病院には休診日や休診時間が設けられています。飛行機の到着時間から考えて、必ず受診出来る動物病院を見つけておきましょう。
航空会社ではこのような情報を把握していないこともあるので、自身で把握しておくと安心です。

短鼻種の対応は航空会社それぞれ

実は大抵の航空会社が犬猫などペットの搭乗ｎ対応しているものの、短鼻種に限っては別のルールが設けられていることがあります。
短鼻種は夏の間、気温が一定以上に高くなる時期の搭乗が出来ないとすることもあります。
これは搭乗中の体調不良への対処が目的です。
大抵の場合、通年ではなく数か月に限ったルールです。愛犬を乗せる場合はあらかじめ確認をして、搭乗可能かを調べておきましょう。
また航空会社によってはペットの搭乗は事前申告制とするケースもあります。ペットの搭乗軒数が増えてはいるものの、まだまだ毎日継続して利用があるほどではないこと、ペットが搭乗する場合は見合った対応が必要になるためです。
当日、手荷物としてペットを搭乗させようと考えている場合、事前申告がなかったことを理由に断られてしまうこともあるので注意しましょう。
海外旅行へペットを同伴する場合は、帰りの手続きに関しても事前に確認が必要です。必要な書類や手続きの方法を調べておかないと、思わぬ事態に遭遇することもあるので注意しましょう。
ペットとの生活やレジャーに飛行機という選択肢が増えることで、行動範囲は想像以上にひろがるものです。ぜひ上手に活用し楽しい時間を過ごしてゆきましょう。

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