どっちがおすすめ? ケージ型ペットホテルとフリースペース型ペットホテル
愛犬を一時的に預ける必要が生じた時、どんなペットホテルを選びますか?個別のケージに滞在する従来型?それとも最近話題のフリースペース型?
出来る限りストレスを感じないように、快適に過ごして欲しいと願う時、いったいどちらがベストか考えていきましょう。
目次
ケージ型のペットホテルのメリットとデメリット
ペットホテルと言えば犬猫を長時間狭いケージに入れ滞在させるというイメージを持つ方が多いでしょう。しかし実際に足を運んでみると
・ケージのサイズが思っていたよりも広い
・明るく清潔な店内
・衛生的な施設
・スタッフの意識の高さ
に驚くことがあります。今やペットホテルも激しい競争社会です。以前の様に古びたケージを積み上げ、暗く、不衛生な状態では利用者を獲得できません。このような環境に預けるのなら犬連れOKの旅行プランに変更をするという方もいます。
まずは利用予定のペットホテルをしっかりと見学し、愛犬が滞在する環境に納得できるかを考えましょう。
ケージ型ペットホテルのメリットは、
【メリット】
・個別スペースが確保されている
・安眠できる
・食事や健康状態など個々の状態が明確に把握できる
・他犬とのトラブルをさけ、安全に過ごせる
という事でしょう。一方でデメリットもあり、
【デメリット】
・行動範囲が制限される
・ストレスがたまりやすい
という点です。
ただ大抵のペットホテルでは朝夕の散歩や日中の運動などを取り入れ、適度なストレス発散に取り組んでいます。ケージを木製にしたり、個室型にしたりとケージ型ペットホテルは年々サービス内容がグレードアップしています。
ただ一方で昔ながらの不衛生な環境に狭いケージを山積みにして、多くの犬を預かり入れている施設もないわけではありません。
この点はHPやチラシだけではなかなか現状を把握することが出来ないので、実際に足をはこび確かめることが必要です。HPやチラシには開店当初の未使用時の写真を用いている場合も多く、開店から数年が立てば状況も変わるという事も考えておきましょう。
フリースペースのペットホテルのメリットとデメリット
郊外に広大な施設を建設したり、空き店舗を活用したり、一軒家を改装したりと様々な工夫を経て、多くの犬が自由気ままに過ごすことの出来るフリースペース型のペットホテルが増えています。中には24時間スタッフ常駐という特別な体勢を整えている施設もあるほどです。
このようなフリースペース型のペットホテルのメリットは、
【メリット】
・自由に居場所を選ぶことが出来る
・他犬と遊ぶことが出来、運動、ストレス発散が出来る
・寂しい思いをせずに済む
という点でしょう。一方でデメリットもあり
【デメリット】
・他犬に敵対心や緊張を抱いたままで過ごすこと
・個々の健康状態に目が届きにくい
・犬同士の序列が出来る
・喧嘩やトラブルが起こりやすい
犬は実はとても縄張り意識が強い動物です。初対面でも瞬時にお互いの力関係を見極め序列作ります。日ごろ一匹のみで悠々自適に生活している場合、突然のペットホテル理由で他犬の群れに参加させられ、序列で下位に位置づけられてしまっては当然ストレスやトラブルも起こるでしょう。
利用前には見学や体験がおすすめ
犬にも人間同様にそれぞれの性格があって、必ずしも常に周囲との交流を求めているわけではありません。顔を知らない初対面の相手と間近で過ごすよりも個々の空間が確保されたケージが性にあっているタイプもいます。
また一匹だけで過ごすには不安や緊張から夜鳴きをしてしまう場合にはフリースペース型で自由に生活が出来る方が向いている場合もあります。
ペットホテルを利用する場合は事前に見学をしたり、数時間の一時預かりを利用したりと工夫をして愛犬にあった環境を選んであげましょう。
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