今話題のグレインフリードッグフードって? メリットとデメリット
次々にドッグフードの新商品が登場し、いったいどの製品を選ぶべきだろう…と迷う事はありませんか?
今、ドッグフード業界でもっとも注目を集めているのは「グレインフリードッグフード」です。これまでのドッグフードの常識を覆す新たな手法を徹底解明してみましょう。
目次
話題の「グレインフリードッグフード」って何?
グレインフリードッグフードのグレインとは穀物の意味です。これまでのドッグフードには、
・トウモロコシ
・大豆
・小麦
・大麦
・ビートパルプ
といった穀類が含まれていました。これらの成分は、原材料となる肉や魚のつなぎの役割と量増しの役割を担っていました。安価な製品を製造するためには如何に肉の配合量を減らすかが重要な課題だからです。
もちろんこれらの穀類は人間の可食部位を取り除いた後の部分ですから、トウモロコシであれば黄色い粒の部分ではなく葉や茎、芯の部分を粉砕し配合しています。
もちろん栄養価はまるでなく、消化吸収にも負担がかかります。
またこの穀類を配合することで、肉や魚を加熱した時の凝固具合をより高めることが出来ていることも事実です。海外の向上で製造し、長期間をかけて船で日本まで輸送し、店頭に並べ販売するまでの間にドッグフードの粒が砕けてしまわずにいられるのもこの穀類を配合していたおかげです。
しかしグレインフリードッグフードではあえてこのような穀物を一切排除し製造しています。その結果肉や魚の含有量を増やし、高栄養で風味の強い製品に仕上がっています。
グレインフリードッグフードのメリットとデメリット
グレインフリードッグフードのメリットは、
・風味が強くて、よく食べる
・栄養価が高い
・良質な原材料を用いている製品が多い
という点でしょう。これまで販売されていた製品に比べ、各段に肉や魚の配合量が高いので如何に犬達が喜び食べるかを簡単に想像出来ます。
しかし反面でデメリットもあり、
・高額
・ネット通販が主流
・太りやすい
という声もあります。高品質な製品を製造するためにはもちろん原材料費が高額になります。そのため、これまでのドッグフード同様の販売形式では販売価格の折り合いがつかず、飼い主から敬遠されてしまいます。そのため製造元のネッツ通販、直売というスタイルをとることで販売経費を削減する努力を重ねているのです。
またグレインフリードッグフードはこれまで主流であったドッグフードに比べ、同じ分量でも栄養価が高く出来ています。目分量でこれまでと同量を与えてしまうと当然栄養分の摂取過多が起き、肥満につながります。切り替える場合は必ず愛犬の体形、健康状態、年齢に合わせて給与量を確認してあげましょう。
健康の基準は犬それぞれ!過剰な情報に左右されないで
これまで当たり前とされてきた年齢別のドッグフードの切り替えや安価な製品を主食とすることが今ではもう一昔前の常識と主張されています。
ドッグフードを安易に切り替えることは、しつけの面では好ましくないとも言われています。
愛犬の健康を考える上で、日々の食事は何より重要な問題です。熱心に調べれば調べるほど奥が深く、100%の正解が見つからないと悩むでしょう。犬の生活は多種多様で、同じ年齢、犬種、性別でも必ずしも同じ健康法、栄養学が適用できるとは限りません。
日々発せられる様々な情報に過敏に反応するのではなく目の前の愛犬の様子を第一に考えてあげましょう。
ドッグフードの世界も人間同様に栄養ブームや健康ブームがたびたび起こり、様々な食材が注目を浴びています。中には一過性のブームがあることも理解しておきましょう。
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