抜け毛対策に!!ロングコートチワワのスムース風カットはあり?なし?
目次
カットをする前に知っておくべきこと!チワワの抜け毛対策
チワワの抜け毛が想像以上に多かった・・・こんな声がたびたび飼い主さんから上がります。
生後数か月の子犬の頃はさほど気にならなかったものの、成長とともに毛量が増え、見栄えの華やかさに比例して抜け毛の量も増えたように感じるでしょう。
この抜け毛対策に短くカットをするという対策を講じることもありますが、カットをする前に知っておくべきことがあるのでしっかりと考えてあげましょう。
短いカットでも抜け毛の量は変わらない
ロングコートのチワワをバリカンで短く切りそろえスムースコート風にカットをすることがあります。
たいていの場合は夏の暑さ対策に講じられますが中には抜け毛対策にと年間を通じて行う方もいます。
ただこの方法は夏であっても体感温度に大差がない上に、抜け毛対策といっても根本的な解決には至りません。
長い被毛を短くすることで、一見抜け毛の量が減った、掃除が楽になったとも感じることがありますが、毛根の数が減少したわけではないので抜けている被毛の量には変化がありません。
そのうえ短くすることで、粘着ローラーでえ巻き取りにくいという声も多く、必ずしも効果的な方法とは言えないでしょう。
あくまでも気休め程度だと理解しておきましょう。
短くカットすることで再生しないことも覚悟
実はロングコートチワワのように本来はカットが必要でない犬種をバリカンやハサミで短毛風に切りそろえた場合、その後被毛が元の長さまで生えそろわないことがたびたびあります。
これは全身のカットに限らず耳の飾り毛、尾の飾り毛という部分カットでも同じことです。
中には
・一度は再生したものの、次は再生しなかった
・毎回必ず再生をする
・かえって毛量が増えた
・まばらに生えそろった
・毛質や毛色が変わった
などというケースもあり、プロのトリマーや獣医師であってもこの経過は予測することができません。
もちろん親、兄弟であっても個体差があり同じ結果になるとも限りません。
短くカットをする場合はこのような予測不可能なリスクがあることも十分承知しておきましょう。
ブラシ選びでブラッシングの手間を軽減
チワワの見た目や被毛はそのままに抜け毛対策を講じたい場合は、ブラッシングが最も効果的で確実な方法です。
ただブラッシングをする場合は「正しい方法」で行なわなければ意味がありません。
正しい方法とは正しいブラシの選び方と使い方を身に着けることから始まります。
ブラシを選ぶときは
・スリッカーブラシ
・ラバーブラシ
を使い分けです。
スリッカーブラシは日ごろのブラッシングにラバーブラシはシャンプーの際に利用します。
いずれのブラシも被毛の表面だけではなく、被毛の根元までしっかりと届くように意識をして使用します。
ブラッシングを行う場合は背中や胸といった広い範囲だけでなく
・脇腹
・尾の付け根
・後肢(ふともも)
・首回り
を重点的に行います。
実は抜けかかった抜け毛はこの部分に抜け落ちずにたまりこんでしまうからです。
この部分の抜け毛をすっきりと取り除いてあげると、ブラッシングの効果も大きく変わります。
何度ブラッシングをしても効果がない、抜け毛が減らないと感じている場合はぜひこの部分を念入りにお手入れしてあげましょう。
せっかくきれいに生え揃った被毛をスッキリと切ってしまい後悔することもあります。
チワワの魅力の1つでもなる長い被毛を残しつつ、お悩みの解消を目指しましょう。
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