甘えん坊で運動大好きミニチュア・ダックスについて

不意に見せる上目遣いの表情や家族にだけ見せる無防備な寝姿・・・ミニチュア・ダックスとの生活にはたくさんの「かわいい」があふれているでしょう。
でもどんなにかわいい愛犬でも時に、「困った」と感じることはありませんか？
小さな家庭犬と思われがちなミニチュア・ダックスは実は立派な猟犬種です。
大切だからこそ、正しく理解し、生活スタイルを考えてあげましょう。

想像以上に豊富な運動が必要

ミニチュア・ダックスの猟犬種としての魅力はそのタフな体力と好奇心の旺盛さです。
猟の場面ではものおじすることも、簡単に諦めてしまうこともなく、まるで楽しんでいるかのように活発に走り周ります。
飼い主に褒められることが何よりうれしいと感じる性格なので、猟が成功した時は共に喜びあえるパートナーでもあります。

ただこのような特徴を持つ犬種を家族として室内で飼うという事は、十分な運動をさせてあげることが必須という意味でもあります。
日常生活で猟と同等の運動量を確保し続けることはほぼ不可能でしょう。
かといって家族と一緒に朝夕散歩に出るだけでは、ミニチュア・ダックスにとっての十分な運動とは言えません。
家族の歩調に合わせて歩く程度では単なる気分転換程度で終わってしまいます。
ミニチュア・ダックスにとっての運動とは

ことを意味しています。
理想的な場面と言えばまさにドッグランです。休日や天気の良い日はたとえ短時間でもドッグランへ足を運び、ダックスらしい運動をさせてあげましょう。
ミニチュア・ダックスにとって運動不足は相当なストレス原因になります。
ストレスが増大することで、

などが悪化することもあるので、運動量の確保をいつも気にかけてあげましょう。

腰への負担を徹底的に除去

ミニチュア・ダックスと言えば特徴的な体形からもわかるように腰への負荷が大きく、高齢になるとさらにリスクが高まります。
猟犬種として暮らすうえでは、十分な運動をこなし、筋力が発達するので、自身で体形を支えることが出来ます。
しかしペットとしての生活では

など危険がたくさんあります。
ミニチュア・ダックスとの生活では、生後間もない子犬のうちから、将来の腰に関するトラブルを意識し、安全策を講じておきましょう。
特にフローリングの床材は活発で体重もあるミニチュア・ダックスにとって常に足元が不安定になり危険です。

この状況は私達人間はアイススケート場で生活をしていたり、四六時中ローラースケートを履いたままで生活をすることに値するほどです。
愛犬が快適で健康的に暮らせる環境作りを心掛けてゆきましょう。

多頭飼いには相性も大事

甘えん坊で遊び好き、寂しがりな性格のミニチュア・ダックスにとってさみしいこともストレスにつながります。
街で見かけるミニチュア・ダックスの飼い主さん達は、多頭飼いをされている方も大勢います。
我が家の愛犬にも友達を作ってあげたい、寂しくない環境を作ってあげたいと多頭飼いを考える時は、愛犬の性格、年齢、運動量などをしっかりと見極めパートナーを見つけてあげましょう。
ミニチュア・ダックス性格はとても多様性があり、

と様々です。
場合によっては同じ犬種同士でない、犬と猫との多頭飼いという組み合わせがベストの事もあるので、様々な角度から愛犬のことを考えて多頭飼いの準備を進めてあげましょう。

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