シニアチワワの為の室内大改造!安全、安心な暮らしを目指そう
目次
やんちゃなチワワが老犬になった時の注意点
チワワの一大ブームが起きてから、10数年が経ち、気が付けばそばにいる愛犬もシニアと呼ばれる年齢になっているでしょう。
昔に比べ落ち着きがまし、昼寝をして過ごす時間も増えていませんか?
でもふとした時に見せるいたずら好きでやんちゃな姿は昔のままでしょう。
シニア期を迎えた愛犬がこれからも健康で安心した生活が出来るように室内の安全対策を見直してあげましょう。
これまでの生活習慣を総点検
チワワはその体の小ささにまるで気が付いていないかのように、時に驚くほど勇敢な行動を見せることがあります。
自分よりも大きな犬に立ち向かっていったり
ソファや椅子の上から軽々と飛び降りてみたり
階段の上り下りを自分でこなしてしまうこともあるでしょう。
でもチワワはその気質とは裏腹にとても華奢で繊細な骨格をもっています。細い足の骨の厚さはわずか数㎜です。
シニアになると、さらに骨はもろくなり、怪我をしてしまう危険性も高くなります。
愛犬に徐々に白髪が増え始め、加齢を感じるようになったら
〇ソファを低いものに買い替える
〇ソファにペット用スロープを取り付ける
〇階段の出入口にはゲート(柵)をつけ、出入りを制限する
〇椅子は使用しない時はテーブル下に片付け、昇降を制限する
という方法を考えてあげましょう。
特に段差から飛び降りるとき、階段を下る時、細い前足には体重の数倍もの負荷がかかります。
若く健康だった時はまるで問題の無かった生活習慣でも、シニアになってからも安全とは限りません。
不意にタイミングをくずし、骨折や脱臼に至ることもあります。
人間からみるとさほどの高さを感じない場所でも、チワワサイズで見た場合、室内には危険個所がたくさんあります。
ぜひ一度室内の総点検に取り組んであげましょう。
暖かすぎる生活は危険がいっぱい
寒さに敏感で、時に小刻みに体を震わせていたり、風邪をひいてしまうことも多いチワワですが、室内の温めすぎには注意をしましょう。
犬の皮膚は人間の赤ちゃんよりもさらに薄くデリケートです。
そのためチワワはこたつに潜り込んでいたり、ファンヒーターや電気ストーブの至近距離で寝入ってしまうと、場合によっては低温やけどを起こす危険性があります。
ただ犬の場合、被毛で皮膚が隠れてしまい症状の早期発見が難しいこともあります。
傷口が出来、痒みが現れることで気が付いたということも多いので、くれぐれも注意してあげましょう。
暖房器具を利用する場合は、必要以上に愛犬が近づいてしまわないようにゲート(柵)を設置したり、定期的に声をかけ愛犬を別な場所へ誘導したり、体の向きを変えるよう促してあげましょう。
高齢になり寒さにさらに敏感な場合や留守番生活が長い場合はペット用ヒーターを利用すると、温度設定が低く、愛犬の低温やけどを防ぐ対策が講じられているので安心です。
食べ物の保管場所の見直しを
チワワの中には食べること、食べ物が大好きというタイプも大勢います。
このような性格のチワワは加齢とともに食欲が増加し、家族の留守中にいたずらがてら食べ物を探しまわってしまうことがあります。
テーブルの上に上がったり、キッチンカウンターに連続してジャンプすることもあります。
ただ慣れない行動をすることで怪我をしたり、落下して骨折をしたり、時には誤飲事故を起こすこともあるので、日ごろから食べ物の保管場所に注意をしましょう。
たとえ届かない場所にあっても、入手しようと頑張ることで怪我につながるケースが多々見られます。
家族の前では無関心を装っているように見えても、隙をつきいたずらをしてしまうこともあるので注意が必要です。
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