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愛犬がドッグランで遊ばない・走らないのはなぜ?

愛犬がドッグランで遊ばない・走らないのはなぜ?

犬の遊び場、喜ぶこと!と言えば誰もがドッグランを思い浮かべるでしょう。最近は自治体が運営するドッグランや高速道路のサービスエリアにも登場に今や犬との生活に欠かせません。

でも、せっかくドッグランに連れて行ったにも関わらず「愛犬が喜ばない、走らない」と、がっかりしたことはありませんか? 犬の習性を理解すると、この気持ちは解消でき、これからの事を前向きに考えることが出来ます。

犬はドッグランが大好き!とは限らない

ドッグランでは元気に走り周り、他犬と遊ぶ、ハツラツとした姿を見せるはず!と張り切って連れ出したものの、いざとなると飼い主の足元から離れない、他犬と距離を置き隅の方で座って過ごす、中には激しく吠えたててしまうこともあるでしょう。

まるでイメージと違う姿にものの数分で帰宅してしまうこともあります。

こんな時、

・ドッグランへはもう連れてこない
・家の中で過ごせば十分

と考えてしまいませんか?

実は、犬にとってドッグランは飼い主が考えるほど安易に利用できる場所ではありません。

ドッグランには日ごろ顔を合わせたことのない様々な犬の臭いが残っています。中には自分より若く、威勢のいい犬のマーキングを見つけることもあります。すでに他犬が遊んでいる場合はその犬達からの視線もあびます。つまり完全なアウェイなのです。

人間であれば他人の庭で突然遊べと言われ、家主の視線を感じるようなものです。初めて訪れた場所で思い切りはしゃぎ遊ぶには周囲の視線も感じますから、愛犬が躊躇したり、周囲を警戒することは当然なことです。

飼い主と同じ観点でドッグランの利用方法を犬は理解できないのですから当然です。こんな時、飼い主が愛犬を叱ったり、遊びを無理強いすると愛犬はますます混乱してしまい、足がすくんでしまいます。

愛犬に早く慣れて欲しい、遊んで欲しいと思うのならなおこのこと、飼い主はベンチに座りくつろぐ、飼い主がドッグラン内を散策し危険がない事を犬に理解させるという方法を取ってあげましょう。

犬の全力運動は5分程度が上限

ドッグランには利用時間に応じた料金設定がされていることもあります。都心部では30分で2000円前後が相場です。飼い主の立場ではこの時間内で十分ストレスを発散し、運動が出来るように思い切り遊んで欲しいと願うものです。

でも実際には愛犬はほんの数分走っただけで立ち止まり、休憩をしてしまうでしょう。これは犬がドッグランに退屈しているわけでも、さぼっているわけでもありません。

犬には瞬発力はあっても持久力はさほどありません。そのため全力で走ったり、興奮状態でいられる時間はわずか5分程度です。5分間他犬と全力で遊ぶ、ドッグランの臭いを嗅ぎ歩くなどをすると一旦休憩が必要になります。

もちろん休憩後すぐに復活する若い犬もいれば、そのままゆったりと過ごすことを選ぶ犬もいます。

でもドッグランのように刺激が多い場所であれば、全力で走っているだけでなく、ただその場にいるだけでも十分気分転換の効果があるのでぜひ有意義な時間と理解してあげましょう。

愛犬にあった遊び方、楽しみ方を見つけることが大事

愛犬にあった遊び方、楽しみ方を見つけることが大事

犬にも人間同様に性格があり、運動神経の良しあしがあります。必ずしも全ての犬が同様に運動を楽しいと感じるわけではありません。

中には飼い主と一対一で遊ぶことを楽しいと感じるタイプもいれば、ドッグカフェなどに出かけることを楽しいと感じる犬もいます。

愛犬が元気にドッグランを満喫しないからといって幻滅してしまうのではなく、愛犬なりの楽しみ方を見つけてあげましょう。そうすることできっと飼い主にも新しい趣味が見つかりよりペットライフが有意義になるでしょう。

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この記事を書いた人

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