ヨークシャーテリアの毛色はいつ、何色に変化する?動く宝石の七不思議
目次
謎めいた美しさを持つヨークシャーテリアの毛色とは
美しい被毛と小柄な体形、しつけのしやすさから人気犬種上位にランクインすることも多いヨークシャーテリアですが、毛色については様々な意見があります。
実はヨークシャーテリアの毛色は生涯で7回も変色するとも言われ、いったい何色と表現すべきか意見が分かれるのです。
数ある犬の中でも最も美しいと言われるヨークシャーテリアは「動く宝石」とも言われ世界中で愛されています。
犬の専門家でもまだ解明できないヨークシャーテリアの不思議に目を向けてみましょう。
トップブリーダーでも予測不可能なヨークシャーテリアの毛色
実はヨークシャーテリアは生後数か月までは「漆黒」と呼ばれるほどに真っ黒な被毛をしています。
この真っ黒な毛色は大抵の場合、生後半年ほどまでに変色してしまうので生涯に一度きりの毛色とも言われています。
中には生後2か月ほどで黒色からシルバーに変色をすることもあります。
その後、成長が進むにつれ、次第に被毛の色が根元から変わり始め、
・シルバー
・ブラウン
・ゴールド
にそれぞれ変化を見せます。
中には頭の部分だけ、足先だけ色が変わる場合や生後一年が経っても漆黒のままの毛色という事もあり変化の仕方は様々です。
「一生のうちに7度色が変わる」「生涯色が変わり続ける」と言われる犬種ですが、実はヨークシャーテリアの被毛の変化のしくみはまだ解明されていません。
長年の経験があるトップクラスのブリーダーでも生後数か月の時点で将来の毛色を予測することが出来ないほどです。
だからこそ謎めいた美しさを持つと言われ宝石にもたとえられるのでしょう。
全ての毛色や変化を愛犬の個性として受け入れてあげましょう
ヨークシャーテリアの毛色に関してはこれまでに
○遺伝
○血統
○食事
○運動量
○体重管理
など様々な理由が関係していると考えられています。
でもいまだにトップブリーダーやドッグショーで輝かしい受賞歴のあるプロであっても、子犬の時点では将来どのような毛色に変化するかを特定出来ていません。
例えば、両親が共にシルバーの被毛であっても、誕生した子犬が成長後にシルバーになるとも限りません。
もちろん両親も今後シルバーの毛色が定着するとは限らず、別の毛色に変化することも考えられるほどです。
ヨークシャーテリアを家族に迎えるにあたって「将来、シルバーの被毛になって欲しい」
「子犬の頃のまま漆黒でいて欲しい」といった声が様々ありますが、将来どのような毛色に変化するかは、それぞれの持った「個性」だと理解してあげましょう。
誤った情報に左右されないことが大事
インターネット上にはヨークシャーテリアの毛色はトリミング時にバリカンを利用すると変色をする、ドッグフードに含まれる添加物に影響されるなどの情報は溢れています。
しかし、実際にはこれらの情報には何ら科学的にも医学的にも根拠がありません。
トリミングを利用した後に変色に気が付くのは被毛をバリカンで短くカットすることで根本の毛色が目立つようになるからです。
根本から変色がすすむのですから、根本部分が表面化することで外見の印象が変るのは当然です。
食事に関しても添加物の多い食べ物を日々摂取していれば皮膚や被毛に何等かの異変が起きても不思議ではないでしょう。
大切なことは毛色を過度に意識しすぎてしまい、誤った情報を過信しすぎてしまうと、必ずしもよい方向に進まないという事です。
今後どんな毛色になるのかを楽しみに眺めることもヨークシャーテリアと暮らす楽しみだと理解しておきましょう。
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