柴犬の性格を知ろう! どんな人が柴犬の飼育に向いてる?
現存する犬種の中で古代犬種の1つとされる日本犬種である柴犬は、縄文時代から日本人と一緒に生活をしてきました。
そんな日本人と一緒に過ごしてきた柴犬は、どういった性格をしていて、どういった人が飼育するのに向いているのかをご紹介していきます。
目次
柴犬の歴史や特徴
柴犬は体重8~10㎏、体高37~40㎝の小型犬で、遺伝的には古の時代から生存する古代犬種のひとつで、先住民族と共に南方から渡来したものと考えられている犬種です。
また、縄文時代の貝塚などの遺跡からは犬の骨が200点以上出土していて、縄文時代の頃から日本人と一緒に過ごしてきた犬と言えます。
柴犬は本州と四国の山岳地帯を中心に生息し、ウサギや野鳥を目的とする狩猟犬として活躍してきました。さらに、時には自分の何倍もある熊やイノシシも倒していたと言われます。
柴犬は、他の日本犬よりも高地で活躍してきた犬種なので、寒さにも強く、粗食にも耐える事ができると言われています。
縄文時代から飼育されてきた犬種ですが、第2次世界大戦後の食糧難や1952年に流行した犬ジステンパーによって飼育頭数が激減した事もありました。
ただ現在では、日本で飼育されている日本犬種の約80%を占めているほど高い人気を誇り、日本以外でも知名度も人気も突出しています。
柴犬の性格
柴犬は大胆で明るい性格をしています。また、純粋な性格をしているとも言われます。
警戒心が強い為に、番犬としても優秀。ですが、あまり吠えるタイプではありません。その為、マンション等での飼育もしやすい犬種と言えます。
ただ、頭が良く独立心が強い傾向にあるため、しつけは簡単ではありません。しつけをする際には、根気よく続ける必要があります。
誰にでも懐くタイプではないので、子犬時期の社会化が非常に大切になってきます。さらに神経質で頑固なタイプなので、子供がいる家庭には不向きな犬種といえます。
柴犬の飼いやすさ
日本で生まれた犬種なので、日本の気候や風土によく適しています。健康的には丈夫な犬種で、はじめて犬を飼育する人でも飼育しやすい犬種です。
柴犬を飼育する上で注意する点
柴犬は、同性の犬に攻撃的になる傾向にあり、もともと狩猟犬なので小動物を追いかける習性があるので、同性同士を一緒に飼育したり、小動物との共生の際には注意しなければいけません。
柴犬を飼育するのには向かない人
柴犬は、上下関係をはっきりとしたいと思う犬種なので、しっかりとしたリーダーシップを発揮する事ができない人にはあまり向かない犬種です。
はっきりとしたリーダーシップを示さないと、柴犬が飼い主や家族よりも立場が上だと判断して、言う事を聞かなくなる問題犬になってしまうので注意が必要です。
また、柴犬はプライドが高く、独立心旺盛で、ある程度距離を置いて接することを好む犬種です。
あまりべたべたと触られる事を嫌う為、犬と濃いスキンシップを好む人には不向きです。ですので、留守番の時間が長くても苦にするタイプではありません。
家を空ける時間が長いビジネスマンでも安心できる犬種と言えるでしょう。
また、運動が好きで、常に何か面白い事が起こらないかと期待しているようなところがある犬種なので、小型犬としては非常に多くの運動量を必要とします。あまり散歩や運動に時間を割く事ができない人には向いていない犬種と言えます。
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