トイレが辛い・・・もしかしたら腎臓疾患のサインかも。早期受診がおすすめ
目次
愛犬のSOS気づいていますか?
トイレの失敗が増えた?
最近たくさん水を飲む?
トイレの時に鳴き声を発する?
愛犬のトイレになんだかおかしい?
いつもと違う?
と感じることがあったら、早急に動物病院を受診してあげましょう。
実はトイレの異変には腎臓や尿道にまつわるSOSのサインが隠れています。トイレは毎日欠かせない習慣です。辛い症状を早期に解消してあげましょう。
愛犬のトイレにこんなことありませんか?
トイレのしつけは生後数か月のうちにほぼ完了するでしょう。その後は朝夕の散歩で済ませる、トイレシーツで済ませるなど生活のルールを守ることが出来ます。
でもなぜか最近失敗が目立つと気になることはありませんか?
この失敗が高齢になった愛犬なら、加齢による変化だと受け入れることも出来るものの、中には3,4歳で失敗が目立つようになることもあります。
トイレの場所を間違える
トイレが間に合わない、散歩の時間まで我慢できない
トイレの回数が増えた
このような時、愛犬の腎臓が不調を抱えていることがあります。
腎臓は体内でろ過フィルターの役目を果たしてくれる重要な臓器です。血液をろ過し、不要物をトイレとして体外へ排出し、栄養分を体内へ送り出します。腎臓は24時間常に働き続けているので、早ければ生後3,4年で不調が起こることもあります。
腎臓が不調を起こすと、
・食欲不振
・水を飲む量が増える
・オシッコの量、回数が増える
・オシッコの臭いが強くなる
・体重が減る
・元気がなくなる
など様々な異変がみられます。本来なら体外へ捨てられるはずの成分が体内に循環してしまうこと、機能を失いつつも腎臓が働き続けることで他の臓器にもダメージが広がるからです。
腎臓が不調を起こす原因は
・食生活
・運動不足
・肥満
・先天性の体質
など様々考えられ、特定することはできません。そのためなかなか予防策を講じることが出来ないのも悩みの種です。
もし少しでも異変を感じた場合は早急に動物病院を受診し、ケアを始めてあげましょう。
初期なら食事管理で改善出来ます
腎臓にダメージが生じる原因の1つに食生活が関係しています。塩分や脂肪分、添加物の多い食事を続けることで、腎臓が疲れ切ってしまうと言われています。
そのため治療においても、食事管理にまず取り掛かります。
これ以上腎臓に負担がかからないようにと考えられた食事に切り替えます。この時、症状に応じて薬の服用もあるでしょう。
働きすぎている腎臓を食事や薬でフォローすることで、徐々に本来の状態に戻れるよう取り組みます。
愛犬の年齢や体調、症状にもよりますが、数か月で症状が改善されたというケースも多々あります。
ただ腎臓は一旦機能を失ってしまうと、元に戻ることはありません。食事や薬の服用で症状の改善は出来るものの、治療を辞めること、飼い主の判断で中断することによって再発することもあります。
治療は時に長い期間続くこともありますが、かかりつけ医と相談の上根気強く取り組んであげましょう。
独断で療法食を与えるのは避けましょう
本来であれば動物病院を受診し処方されるはずの病気療法食が最近、ネット通販やペットショップの店頭でも販売されています。
パッケージにはそれぞれの病気の名前や症状改善を謳う言葉が並んでいます。販売価格自体は動物病院からの購入と大差ありませんが、手軽に購入出来ることからつい手が伸びてしまう方もいるでしょう。
これらの療法食は通常食と違い、給与量を管理し初めて意味があります。安易に愛犬の体重だけで給与量を決められるものではありません。誤った給与はさらに症状を悪化させる原因になるのでくれぐれも注意しましょう。
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